石切駅前には参道商店街あり。看護士常駐の住宅型有料老人ホームも

石切駅は、大阪府東大阪市の上石切町二丁目に位置する近畿日本鉄道(近鉄)「奈良線」の駅。1914年(大正3年)開業。当時は「石切千手寺前」とも呼ばれていました。
石切駅の東には生駒山がそびえ、駅の近くにも新生駒トンネルの出入り口(大阪側)があります。石切駅の東隣、生駒山を越えた先の「生駒駅」までは4.1kmと離れており、南隣である「額田駅」までは1.1kmと近いのが特徴です。
多機能トイレ(車イス用トイレ・オストメイト・ベビーシート)やエレベーターのあるバリアフリー仕様の駅で、2面4線のホームには布施・大阪上本町・大阪難波方面行き上り列車が停車。甲子園・神戸三宮方面は平日のみ普通列車(尼崎からは快速急行)が止まります。下りは生駒・大和西大寺・奈良方面行き列車が発着しています。
2005年11月8日の調査によると、1日の乗降人員は1万1,484人。2010年11月9日は9,385人。2012年11月13日は9,066人で、年々緩やかに減少しています。難波線・奈良線の駅としては24駅中22位。奈良線内、急行も停車する駅としては最も利用客数が少ない駅となっています。
しかし、石切駅は石切剣箭神社(通称:石切神社)の最寄駅であるため、大晦日から正月三ヵ日は初詣客で賑わいます。駅から神社までの参道は商店街となっており、坂道ですが多数の店が並び賑わっています。
また、石切駅の1kmほど南西には近鉄「けいはんな線」の「新石切駅」があります。新石切駅周辺人はホームセンターや大型ショッピングセンター、飲食店やコンビニがあって便利です。徒歩圏ですが、石切駅のバス停(北駅舎東側出口付近)から新石切駅前行きの近鉄バスも発着しています。
駅エリアには住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが誕生。住宅型有料老人ホームは入居時の費用0円から10万円前後、月額利用料は10万円前後から15万円以下ほどの金額です。ホームによっては介護士だけでなく、看護士も24時間常駐。介護度が高い方や医療依存度の高い方も安心して過ごせます。
サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用0円、月額利用料15万円以下。自由度が高めで散歩なども気軽にできますので、生駒山の自然を満喫しながらのんびり暮らすことができます。石切駅エリアは自然溢れる美しい場所ですので、自然好き、山好きの方には特におすすめのエリアです。