箱作海水浴場(ピチピチビーチ)の最寄り駅です
箱作駅が開業したのは、19世紀が終わる数年前のこと。歴史の長い駅ですが、長い間駅舎が下りのホーム側にしか設けられていませんでした。しかし今世紀に入ってから、両方のホームに駅舎を設置する決定が下されたため、この10数年で見違えるように変わりました。駅構内だけではなく、駅前のスペースを全体的にリニューアルするプランも並行して進められたため、出入りなどをはじめ急激に便利に変わっています。箱作駅がある場所は、箱の浦に非常に近い場所です。駅から簡単にアクセスできる場所に「箱作海水浴場」があるため、夏休みのシーズンに突入すると駅及び近隣は全体的ににぎやかな雰囲気に染まります。海水浴場を抜けて、海岸伝いに歩いていくとやがて「せんなん里海公園」の敷地内に入ります。箱作駅は、第二阪和国道に近い位置にある駅です。付近に設置された停留所には、南海バスグループの路線が乗り入れています(市営のコミュニティバスも、このグループの手で運行されています)。箱作駅は、南海本線に所属する駅です。現在は区間急行が停車する駅に選ばれています。特急・急行を使いたい場合は、2区間離れた尾崎駅・みさき公園駅で乗り換えるとよいでしょう。後者は、多奈川線への乗り継ぎ場所という役目も果たしています。みさき公園駅から2~3区間進むと紀ノ川駅に、さらに和歌山市駅に到着します。前者では加太線への乗り継ぎが、後者では和歌山港線およびJRの紀勢本線への乗り継ぎが実現します。箱作駅の利用率は、今世紀の初めまではゆっくりと下降していました。1日あたりの乗降客数は、2004年に5000任未満となりました。とはいえそれから数年経過すると、減少はストップします。しばらく小規模な上下が続きますが、2013年になると久しぶりに5000人台に回復しました。箱作駅の周辺で介護施設を見つけて暮らしたいなら、最初のうちは駅から4キロくらいを探す対象にするとよいでしょう。その中でも施設が見つかりやすいのは、1キロ以上、3キロくらいまでのあたりだと思われます。公営の安い施設もその中に含まれますが、慢性的に定員に達してしまっているケースも珍しくありません(その場合は、適切に民間の施設を利用してしのぐことも大切でしょう)。施設のジャンルについては、サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホーム・グループホームなどが考えられそうです。たまに高くつく施設があるものの、ほとんどは安価な施設です。

















