パノラマ
評判のよい高齢者住宅が今、周辺に増えているところです
全国に「東西線」と呼ばれる鉄道は各地にありますが、大阪府の東西線はJRが1990年代末に開業した比較的新しい路線です。海老江駅もその東西線の運行開始と同時に誕生しました。2003年にICカードの「ICOCA」による決済が認められていっそう便利になり、おおぜいの利用者から好評を集めるに至っています。実際に駅の営業成績は、模範として採用できるほど順調です。開業以来毎年、利用者は上昇の一途がたどっており、1日あたりの乗客数は2006年に10000人を突破しています。
海老江駅の利用率の安定した高さには諸因がありますが、他の鉄道との連携のよさを忘れるわけにはいかないでしょう。阪神電気鉄道の本線（野田駅）や大阪市営地下鉄の千日前線（野田阪神駅）と非常に接近しているからです。
前者を使えば、梅田駅のから元町駅まで、大阪市中心部から神戸市まで一気に行動範囲が広がります。後者を使うなら、次にある玉川駅から今里駅まで乗り換えに使える駅がずらりと並んでいます。もちろん東西線自体がとても便利な路線です。京橋駅から尼崎駅まで、乗り換えに使えない駅を探すほうが難しいくらいです。
その点は駅を降りてバスに乗りたいときも変わりません。野田阪神駅前や交差点付近にある停留所には、阪神バスと大阪市営バスの路線が日々頻繁に停車して、おおぜいの乗客を運んでくれます。
野田駅との関係はきわめて密接ですが、野田駅にとても近い阪神電気鉄道本社には、大型のショッピングモールが2軒入居しています。生活物資のほとんどは、この中だけで手に入ります。これまた、このエリアに住むときの大きなメリットでしょう。
この駅の近くで介護施設を見つけたいなら、今特に注目したほうがいいのは高齢者住宅でしょう。高齢者住宅は、他の介護施設と比べると一般的な知名度が高くないですが、見学する価値は大いにあります。数が増えていますし、費用があまりかからないところが中心になっているからです（入居一時金がゼロというケースまで、多少見受けられるほどです）。
バリアフリーが徹底しているところや医療機関との提携がしっかりしているところが多いため、足腰が弱っている場合や持病がある場合でも安心できます。またサービス付き高齢者向け住宅もその一方で少しずつ増加しています。
そのほかのタイプに目を向けるなら、住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームなども徐々に増えています。これらの施設は、平均すると費用が割高になりがちですが、安めの施設もありますし費用の支払い方法を交渉できる可能性もあります。
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