駅から近い施設、料金が安い施設、双方を見つけるチャンス
森小路駅が今ある場所にて開業したのは、かれこれ80年以上前のことです。当初は「新森小路」という駅名を使っていました。実は、現在の千林駅が当時、「森小路」という名前を用いていたことが、その原因です。森小路駅が現在の名前に変わったのは、戦時中のことでした。森小路駅は、所属する京阪本線の管内では珍しいことに、長い間バリアフリー設備の増設がおざなりにされていました。しかし幸運なことに、2009年から数年がかりでようやく構内の再整備が実行に移されました。現在では高齢者や身体障碍者にもだいぶ優しい駅に変わっています。森小路駅の近くは、大阪の都心部から遠く離れているわけではありませんが、そのわりには静かな住宅地がけっこう多く残っています。日常的な買い物をする場所としては、新森商店街がいちばんふさわしいでしょう。また散歩を楽しむ場所としておすすめできるのは新森公園です。幹線道路については、駅の近くを阪神高速12号線が走り抜けています。森小路駅は京阪本線の中では、高速で運転される列車がまったく停車しない駅に含められています。しかし大阪市中心部のほうに進めば、その問題はすぐ解決します。3区間先に現れる京橋駅を筆頭に、全種類の列車に乗り換えできる駅が連続するからです。京橋駅では、JRの大阪環状線・東西線・片町線や大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線への乗り継ぎができます。その向こうにある天満橋駅は、中之島線や地下鉄谷町線と接続しています。森小路駅の利用率は、数十年前と比べると格段に低下しています。ただしそのペースは、最近まであくまでもかなり遅々としたものでした。1日あたりの乗客数は、10年近く前までは7000人台をずっと記録していました。しかし2010年代に入ると、6000人をずっと割っています。森小路駅の周辺から介護施設を探すことは、早いうちに取り掛かるならとても秀逸なアイデアとなりそうです。駅から2キロ以内の範囲で探すだけでも、何軒も優秀な施設にめぐり会えるチャンスがあるからです。しかも、駅から徒歩10分以内というとても便利なケースだって、ひとつやふたつではない模様です。施設のジャンルについては、サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・介護付き有料老人ホームなどが中心ですが、住宅型有料老人ホームのようなそれ以外の施設も多少あるはずです。料金面では高額な施設もありますが、どちらかといえばその反対の施設のほうた多数派です。











