「山之辺の道」の石碑が駅から近いところに建立されています

もともと櫟本駅の周囲は、寺社仏閣がたくさん残っているエリアです。駅の四方すべてに寺社仏閣があると書いてもよいくらいです。特に有名なところを数え上げるなら、楢神社・和邇下神社・大興寺などの名前を並べるのが妥当でしょう。特に大興寺は、稼働の未生流の先祖の墓所が敷地内にて受け継がれている点が特色です。
櫟本駅は、国道169号線や県道51号線・145号線・192号線などに取り囲まれている駅です。そして駅の南部を走り抜けている西名阪自動車道は、遠方へマイカーやタクシーでお出かけになる場合にとても便利な車道です。
櫟本駅は、JRの万葉まほろば線に所属する駅です。隣接する天理駅は、近鉄天理線へのお乗り継ぎができる中継地点となっています。天理駅から10キロくらいお進みになると、桜井駅に到着します。桜井駅では近鉄大阪線へのお乗り換えが可能となります。
桜井駅の2区間先にある畝傍駅では近鉄橿原線をご利用になれます。反対方面に目をお向けになる場合は、発着駅の奈良駅でお乗り換えが出来ます。奈良駅では奈良線および大和路線へのお乗り換えができます。
櫟本駅は目下、駅員が派遣されない状況で運営されている駅。利用率は、1990年代にはっきりと下降線をたどっていました。1日平均の乗客数を計算しますと、1999年に1100人以下となり、その3年後に1000人を割りました。しかし今世紀に入るとやがて低下は収まり、10年以上の間安定した推移を見せています。
施設のジャンルについては、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅が中心的なエリアです。コスト面では、施設の間の格差がかなり大きいという特徴が報告されています。