弥生時代の遺跡も発見されている桜井駅!治安の悪化が起こりにくい

奈良県桜井市は奈良盆地の中央部よりやや北側、奈良市の南側に位置する市で、奈良市までは約20km、大阪市までは約40kmの距離です。
市域は北部の奈良盆地と南部の丘陵地で形成され、盆地部と丘陵地部では気候が違っています。
丘陵地部は盆地部よりも年間を通して気温が低めで、雨量がやや多め。夏の暑さは弱いものの、冬の寒さが厳しくなる傾向があります。
地域によって気候が変わってくる点は、桜井市の大きな特徴です。
桜井市の歴史は古く、市内からは弥生時代の大規模な遺跡も多数発見されています。
古墳時代になると豪族が勢力を張り、豪族の墓である前方後円墳も多いです。
また、推古天皇が飛鳥に宮を移すまでは現在の桜井市に天皇は住んでいました。
かつて首都であり、日本の政治の中心地でもあったわけです。
現在の桜井市は、市内にある各種歴史的遺産による観光をはじめ、農業を中心とする各種産業、さらに木材やそうめん、革製品などの特産品で知られています。
桜井駅は桜井市の中心部を形成する駅で、近鉄大阪線と桜井線(万葉まほろば線)が乗り入れています。駅周辺には大型商業施設はありません。
しかし飲食店や公共施設などが入っている「エルト桜井」「エルト桜井2号館」が駅の南口のそばにあり、多くの市民が利用しています。
北側にはビジネスホテルや飲食店、学習塾などが集積。
買いものスポットは駅の西側を通る国道169号線の近くに多く集まっているので、日常生活では車が必須ともいえます。
駅の近くには大きなビルがなく、治安を悪化させるような繁華街もありませんので、高齢者の方も安心して生活できるでしょう。