帯解寺の地蔵祭りは、夜店を眺めるだけでも楽しいです

帯解駅は、東西に住宅地が広がる一角にあります。これらの宅地を抜けていただくと、すぐに農地がまだたくさん残る一帯に突入していただけます。帯解駅の近辺で、マイカーやタクシーを用いたお出かけをご計画になる場合は、国道169号線や県道51号線・188号線などをお使いになるとよいでしょう。
寺社仏閣がたくさん残っているエリアですが、その中でいちばん知名度が高いのは、駅から至近距離に位置する帯解寺。安産祈願で名高く、子供または孫の健やかな誕生を願う参拝客が年間を通してたくさん訪れています。また、7月の下旬になると毎年「地蔵祭り」が開催されています。外の通りにもたくさんの露店が立ち並ぶため、大盛況となります。
帯解駅は、JRの万葉まほろば線に所属する駅です。発着駅である奈良駅とは2区間しか離れていません。奈良駅では、大和路線および奈良線へのお乗り継ぎが可能となります。反対方面では、2区間先にある天理駅が最寄りのお乗り継ぎ場所となります。
天理駅から10キロほどお進みになると、桜井駅に到着します。桜井駅では近鉄大阪線へのお乗り入れができます。桜井駅の2区間先にある傍駅まで足を伸ばしていただくと、近鉄橿原線へのお乗り継ぎが可能です。
帯解駅は、30年以上昔から職員が派遣されない体制に入りました。もともと周囲の住民があまり鐡道に頼らない生活習慣を持っているため、駅の利用率は以前から低かったようです。1日あたりの乗客数を算出しますと、2005年までは500人を超えていたことが判明します。その後もゆっくりと減少していましたが、2010年代に入るとやや持ち直している様子がうかがえます。
施設の種別に関しては、介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームあたりが見つかりやすい状況です(住宅型有料老人ホームは、多少なら発見可能です)。入居一時金は施設によってまちまちですが、月額使用料は10万~20万円台のケースが多いです。