奈良競輪場の最寄り駅。ちょっとした文教地区でもあります
平城駅は80年以上前から、今と同じ場所でずっと運営されてきました。平坦な土地が多いことから住宅地として長い間利用されており、都心部のような雰囲気はほぼ皆無に近いです。古くから人が集まってきた土地のため、駅の東側には飛鳥時代~奈良時代までに創設された古墳が固まっているという大きな特長があります。駅の西側で人目を惹き付けるのは、奈良競輪場がすぐ近くに存在することでしょうか。大きなレースが開催される日になると、急行列車が特別に停車します。このほか、奈良大学およびその付属高校、さらに関西文化芸術学院や東大寺学園の中学校および高校の最寄り駅という一面を持っています。平城駅の近くで幹線道路を探すなら、県道176号線や52号線が特に近くて使いやすいでしょう。平城駅は、近鉄京都線の管内にある駅です。終着駅である大和西大寺駅と隣接しており、橿原線や奈良線にはこの隣駅を介してアクセスできるようになっています。なお大和西大寺と、もうひとつの隣駅である高の原駅は両方とも急行列車が常に停車する駅です。反対方面では、新祝園駅がいちばん近い乗り換え場所です。この駅ではJRの片町線に乗り継ぎできます。新祝園駅から5区間先へ行くと新田辺駅に到着しますが、この駅でも片町線に乗り換え可能となります。ちなみに新田辺駅から先の区間は、大半が準急停車駅の指定を受けています。平城駅の利用率は、1996年に前年比で160%を超える成長を記録しています。しかしその後は打って変わって、ゆっくりと低下するという運命をたどることになりました。1日平均の乗客数を調べると、2000人を切ったのは2002年のこと。それから10年経つと1500人を割り込んでいます。昨今は減少する速度がだいぶゆるやかになっていますが、まだ回復に向かう兆しはほとんど見受けられません。平城駅の周囲にて介護施設を探したいなら、駅からまずは3キロくらいの範囲をじっくりと探すことが大切でしょう。駅から歩いて10~15分以内のアクセスしやすい位置にある施設への入居はなかなか難しそうですが、1キロを過ぎたあたりから目にとまる施設数は徐々に増加していくはずです。施設の種別に関しては、グループホームがいちばん発見しやすいでしょう。軒数が多いだけでなく、そのほかの条件(たとえば入居コストや、受けられるサービスの中身など)も概ね良好です。それ以外であれば、サービス付き高齢者向け住宅などに遭遇するチャンスがあるでしょう。
































