別所温泉駅周辺は温泉あり。介護付き有料老人ホームは映画鑑賞室あり
別所温泉駅は、長野県上田市の別所温泉1853番地に位置する上田電鉄「別所線」の駅です。1921年(大正10年)「別所駅」として開業。1924年「信濃別所駅」に改称した後、1930年「別所温泉駅」になりました。
1面1線のホームのある地上駅で、別所線の終点。駅舎には駅事務室や待合室、トイレ、別所温泉観光協会・旅館組合観光案内所も。駅の敷地内には温泉旅館の送迎バス乗り場や駐車場、駐輪場が設置されています。現在は別所温泉観光協会に窓口業務を委託している簡易委託駅となっており、協会の職員が和装で出迎えてくれるのが特徴です。
1日の平均乗車人員は2010年度305人、2011年度293人、2012年度298人、2013年度303人と安定しています。何といっても駅名の通り別所温泉の最寄り駅なので、温泉客の利用も多い駅です。
ちなみには信州最古の温泉で、慢性の皮膚病や人病、糖尿病等に効果大。温泉街には共同浴場「大湯」・「大師湯」・「石湯」があり、別所温泉駅から歩いて8分程の大湯を中心とする「大湯地区」と、駅から歩いて15分程の「院内地区」に分かれていますが、両地区は徒歩10分程度の距離です。
また、駅エリアには国宝「八角三重塔」のある安楽寺や、「院内地区」の北向観音・天台宗常楽寺といった観光スポットもあります。
お参り好きにもおすすめのエリアです。上田市の中心駅である「上田駅」のエリアから別所温泉エリアまでは、歴史的建造物や貴重な文化財が数多く残っているため、「信州の鎌倉」という愛称で呼ばれることも。
「別所温泉駅」バス停にも、上田バスが運行する塩田線と、上田駅と別所温泉駅を結ぶ巡回バス「信州の鎌倉シャトルバス」が発着。寺院なども巡るので気軽に観光が出来ます。
駅エリアには介護付きや住宅型の有料老人ホームも誕生。介護付き有料老人ホームは入居時の費用が数十万から数百万円、月額利用料は食費込みで10万円台です。映画鑑賞室やカラオケルームもあり、入居者同士や面会に来たご家族と自由に利用できるのが魅力です。
一方、住宅型有料老人ホームは入居時の費用0円、月額利用料は食費込みで15万円以下。介護サービス代が別料金なので基本料が安めです。食事に力を入れており、天ぷらや唐揚げといった一般的な料理も楽しめます。
別所温泉駅エリアは温泉が楽しめる場所。お風呂好きにおすすめです。是非、エリア内のシニア向けの住まいに足を運んでみて下さい。














