西松本駅エリアは病院等近い。介護付き有料老人ホームは夫婦入居可能
西松本駅は、長野県松本市中条に位置するアルピコ交通「上高地線」の駅です。
1922年西隣の「渚駅」が、初代「西松本駅」として開業。1927年、住民の要望により現在の西松本駅が開業し、それに伴い初代西松本駅が渚駅に改称されました。ちなみに筑摩電気鉄道が1932年に松本電気鉄道に、そして2011年には現在の「アルピコ交通」に社名変更したという歴史があります。
無人の地上駅で、1面1線のホームには松本方面行きの上り列車と、新島々方面行きの下り列車が停車。東隣の「松本駅」とは約400mしか離れておらず、西松本駅は日中、余り利用されていませんが、朝夕の時間帯には通勤・通学者で比較的混雑するようです。
松本駅で乗り降りするより、西松本駅からの方が運賃も安いので、西松本駅を利用している学生も多数。そのため日中は駅に乗り換え用の多くの自転車が止まっています。一日の平均乗車人員は2010年度30人、2012年度38人、2014年度47人。少ないながらも利用者数は安定しています。
駅のすぐ西側を田川が流れ、駅周辺には大宮神社や松本市特別史跡に指定されている井川城といった歴史的スポットも。松本協立病院や松本協立歯科センター等、歯科や内科が点在しています。病気がちな方も安心して暮らせるでしょう。駅前にはバスは乗り入れませんが、近隣の幹線道路沿いに「中条」バス停があり、松本電鉄バスの朝日・西神林・山形線に乗れるようになっています。
西松本駅周辺には介護付きや住宅型の有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも増えました。介護付き有料老人ホームは入居時の費用は10万円台から数千万円・月額利用料は食費込みで10万円台。夫婦部屋は30万円台です。少々高めの施設が多いですが、その分設備も素晴らしく、リハビリも受けられます。カラオケ等の娯楽も豊富なので楽しい生活が送れるでしょう。一方、住宅型有料老人ホームは入居時の費用・月額利用料共に10万円台。こちらもレクリエーションが充実しています。
西松本駅エリアは何といっても松本駅が近いのも魅力。松本駅はJR東日本の中央東線・中央西線・篠ノ井線等、多数の路線が乗り入れる主要駅で、駅周辺には百貨店や飲食店等の商業施設、ホテル等が林立。バスターミナルもあります。
駅周辺は住宅街ですが、松本駅エリアのおかげで利便性も高い場所。病院が近いのもメリットです。是非、駅エリアにあるシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。



































