市内有数の住宅街で、公共のサービスなどは完成度が高いです
南松本駅が誕生したのは、第二次大戦が終わる前年のことでした。それから約四半世紀の間は平常の旅客駅として運行されてきました。しかし高度経済成長の時代に、荷物の取り扱いを開始したことから運命が一変します。瞬く間に松本市内を代表する貨物駅に成長したのです。駅の周囲に石油やセメント関係の企業が集中していたため、たくさんの専用線を敷く必要性が高まったことも、無視できません。もっとも昨今はだいぶそれらの役割が終わっています。まだ貨物線としての需要は一定量残っているものの、近年は周辺の宅地が発達したことから、通勤・通学客を輸送するという需要のほうが伸びています。駅付近には住民が必要とする商業施設などが点在します。山地と近接する地域のため、駅からしばらく東進するとすぐに緑地などに出くわします。南松本駅は、松本電鉄バスが路線バスの運行を実施しているエリアに含まれています。南松本駅は、JRの篠ノ井線に所属する駅です。快速列車については全種類が停車する駅ではありません。しかし隣接する松本駅で降りて待てば、どんな種類でも楽々とつかまえられます。松本駅は、大糸線のほかアルピコ交通の上高地線への乗り継ぎをする場所としてもよく使用されています。反対方向を見たときは、発着駅である塩尻駅が4区間先にあることがひと目でわかります。この塩尻駅には中央本線の各方面への支線が集中しています。もっともどの方面についても、直通運転が実施されているため一時下車しなくて済むチャンスがあるのですが。南松本駅の利用率は、今世紀に入ってからあまり変化がありません。1日平均の乗客数は1300人以上を記録する年がほとんどです。ちなみに目新しい動きがまったくないわけではありません。この数年は少しずつ増加しており、2015年には1500人を上回りました。南松本駅を起点として介護施設をチェックするなら、駅から2キロくらいの範囲をまず対象とするとよいでしょう。グループホームであれば、ほかの種類よりも探しやすいと思われます。ケアハウスや介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームも順次数を増やしている段階です。運がよければ、駅から徒歩10分くらいの位置にある施設に入居できるチャンスだってゼロではありません。入居コストに関しては、介護付き有料老人ホームは月額使用料か入居一時金のどちらかが高額になる可能性が高いですが、それ以外は低額のところのほうが多いでしょう。








