伊奈氏の中心市街地のため、買い物などはしやすいはず
伊那市駅は2012年のゴールデンウィークが明けたころに、開業100周年の節目の日を迎えました。駅の周囲は市内中心地区に位置するため、あらゆる産業の要として機能しています。特に公営の施設と金融機関の支店がたくさん集まっています。近年は、再開発事業が順調に進んでおり駅前のイメージは一新されています。駅前は商店街とつながっているため、駅前に出てくるだけで日常的な買い物などはあらかた間に合うと思われます。駅に近いとはいえませんが、リラックスした気分に浸りたくなったときは、駅から見て北西方向に所在する春日公園に出向くのが名案でしょう。この公園は春日城址を取り囲むように設計された公園で、緑豊かな場所でもあります。伊那市駅は国道153号線に近い駅です。また距離は離れているものの、春日公園の向こう側をしばらく進むと中央自動車道の小黒川パーキングエリアにたどり着きます。バスについてはとても便利で、駅前のほか駅から歩いて数分の場所にバスターミナルが存在します。JRバスグループや伊奈バスなどが運行する近郊を循環する路線を使えるほか、高速バスに乗って遠方に出かけることが可能です。伊那市駅は、JRの飯田線の管内にある駅です。駅から近い範囲に乗り換え場所は残念ながら皆無です。終着駅である辰野駅とは80キロ以上離れていますが、この駅まで行けば中央本線に乗り換えできます。反対方面を目指すときなら、最寄りの乗り換え地点となるのは名鉄豊川線と接続している豊川駅です。伊那市駅の利用率は、ゆっくりと低下しています。過去10数年における1日あたりの乗客数を調べると、1300人以下に落ちたのは2008年だったことがわかります。その後は1200人を超える年と超えない年が混在していますが、低下に歯止めがかかったと結論づけられる状況にはまだなっていません。伊那市駅を起点として介護施設をチェックするときに、第一にやるべきことはおそらく、駅から3キロ以内くらいを一度徹底的に探すことでしょう。それでもうまくいかなかったときは思い切り、探す範囲を拡大したほうがよさそうです(駅から1キロ以内、または2キロ以内で運営している施設はそれなりに出てくるのですが、待機者が出ている可能性は高いでしょう)。施設のジャンルについては、グループホームが多くて半分くらいを占めているかもしれません。それ以外に出てくる種類といえば、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅になりそうです。








