「潮の香りがする素朴な駅」と評されたことがある駅
気仙沼市は、2011年の東日本大震災でかなりの被害を受けた自治体のひとつです。市内の交通インフラも大半が麻痺してしまったことは、まだ記憶に新しいところです。その中で、気仙沼駅は市内の中心部で唯一営業している駅として、市全体に計り知れない貢献をもたらしました。その後2012年に入ると、三陸地区の活性化を目的に含めた駅舎の改修工事が実行に移されています。
気仙沼駅の周囲は、南北を山林に挟まれた地域です。特に駅の東側は、安波山をはじめ深い山地が連なっています。駅の南側を走る気仙沼街道に沿って、東西に移動することで大きな市街地にアクセスできます。
気仙沼駅の近辺で幹線道路をお探しになる場合は、国道284号線や県道26号線をお使いいただけます。付近に設置されたバス乗り場では、ミヤコーバスや宮城交通、岩手県交通などが運行する路線バスをご利用できます。また2014年以後は、気仙沼線のBRTが駅構内に乗り入れています。
気仙沼駅は、JRの大船渡線と気仙沼線が接続する駅です。大船渡線の管内では、発着駅の東北本線にて東北本線および東北新幹線がご利用可能となります。下り方面については現在、まだBRTにて運行されています。
気仙沼線の管内では終着駅という立場にあります。こちらでも現在はBRTにて運行されており、バスで前谷地駅までご乗車いただく形になります。前谷地駅では石巻線へのお乗り継ぎができます。また石巻線の管内では、小牛田駅で東北本線・陸羽東線へのお乗り継ぎが可能です。
気仙沼駅の利用率は、東日本大震災の前から低めでした。今世紀に入ったころの1日あたりの乗客数は、300人以上でした。2010年に今世紀初めて300人以下を記録しています。その後震災を挟んで営業再開後も減少は変わりませんでした。昨今は250人以下となる年が連続しています。
気仙沼駅がある場所は、緑で覆われた場所に囲まれています。介護施設をお探しの場合は、その点をご考慮の上で作業していただくことになるでしょう。駅から1キロ以上離れたあたりから、少しずつ施設の発見は可能となります。施設をお探しになる範囲は、まずは5キロくらいまでに設定していただくことをおすすめします。
施設の種類に関しては、グループホームが多いエリアで選択肢は自然と豊富になります。それ他の施設については、サービス付き高齢者向け住宅が見どころ満載となっていて要注目です(入居料金も安価に設定されている事例があります)。





