多気郡大台町は大自然に親しめる町

多気郡大台町は、三重県の町。
2023年の人口は8,595人です。
町全体が国際連合教育科学文化機関の生物圏保護区「ユネスコエコパーク」と「大台ケ原・大峯山・大杉谷」の一部分として扱われています。
宮川の流域は水はけのよい段丘面等が広がり、土地も肥沃な黒ボク土です。
山間部には霧が良く発生しますが、それが茶栽培には有益で、「大台茶」とも呼ばれる伊勢茶の名産地となっています。
「大台茶」は江戸時代から質の高いお茶として知られ、1975年には「皇室献上茶」にも選ばれました。
また、山ブキやゼンマイ、タケノコなどの山菜も良く採れます。
山菜・山菜加工品が過疎化した農村のパイロット事業にもなっている程で、三重県内だけでなく京阪神にも出荷されています。
交通面では、JR東海の「紀伊本線」が走行。
「三瀬谷駅」「川添駅」等から乗れますし、 三瀬谷駅は特急も止まるので便利です。
三重交通バス、大台町営バス等の路線バスと共に、東京高速線バスや南紀特急バスといった高速バスも運行されています。
高速紀勢自動車道も町内を通っており、大宮大台ICから利用可能です。
名所としては、川添神社、柳原観音、北畠具教三瀬館跡等が知られていますし、相津峠、大台ヶ原、大杉谷等の景勝地も「景色が素晴らしい」と好評のようです。
相津峠は、大台町と松阪市の境ともなっている峠。
頂上には開通記念碑や願い地蔵等のある「感謝の丘」という公園があり、初日の出や山桜も見られます。
大台ヶ原は、「吉野熊野国立公園」の一部で、大台ヶ原の歴史や自然が学べる施設「大台ヶ原ビジターセンター」や、大台ヶ原のブナの原生林が有名です。
大杉谷は国の天然記念物に指定された渓谷で、大杉谷内を流れている七ツ釜滝は、「日本の滝百選」にも選ばれています。
その他にも大台海洋センター、湿地観察園、こども王国、奥伊勢フォレストピア、「道の駅 奥伊勢おおだい」等のスポットも。
「道の駅 奥伊勢おおだい」は、国道42号上にある道の駅で大台町役場に隣接しており、賑わっています。
また、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅等のシニア向けの住まいも誕生しました。
グループホームはカラオケや囲碁将棋、園芸等が楽しめます。
レクリエーションも毎日開催されるので退屈せずに済むでしょう。
一方、サービス付き高齢者向け住宅には夫婦部屋もあります。
自然溢れる大台町のシニア向けの住まいはオススメです。