市内の中心市街地です。東側・西側ともに開けています

2018年の文化の日に、開業からちょうど90周年となる節目の日を迎える予定の新田辺駅。30年ほど前から高架化されており、2010年の2月から西側に、新たな出入口が追加されました。西口に建立されている一休の銅像は、駅の象徴的存在として長年親しまれてきました。
新田辺駅がある場所は、昔から市内の中心市街地として機能してきました。昭和の中ごろまでは駅の西側が栄えていましたが、その後駅の東側の開発が順調に進み、限られた期間で一気に人口が流入しました。この時代につくられたキララ商店街は、駅前から広がっており、時代が平成に入ると、再び西側が脚光を浴びるようになりました。このため駅の西側はこの30年の間に急速に変貌しています。
新田辺駅の周囲で最大の幹線道路は、京奈和自動車道でしょう。駅の西方向に進んでいただくと、インターチェンジを利用できます。路線バスについては、駅前で待つと京阪バス・京都京阪バス・奈良交通のサービスを利用可能です。
バスをお使いになると、南京都病院に直行していただけます。また駅から徒歩数分の近場に所在する田辺中央病院は、20を超える科目に対応している総合的な医療施設です。救命救急部も併設しており、いざというときは頼りになります。
新田辺駅は、近鉄京都線に所属する駅です。管内では、急行と準急が停車する駅に指定されており、4区間進んでいただくと、大久保駅に到着します。この駅では、JRの奈良線へ乗り継ぎが可能です。大久保駅からさらに4区間お進みになると、桃山御陵前駅に到着可能。この駅では京阪本線に乗り換えできます。なお新田辺駅は、JRの京田辺駅の近くにあります。この駅では、片町線のサービスを利用可能です。
新田辺駅の利用率は、今世紀に入ってから目立った変化は起こしていません。1日平均の乗降客数はしばらくの間、2万7,000~2万9,000人の間で推移していました。2010年代に入ると微減しており、近年は2万6,000人台を記録する年が連続しています。
新田辺駅の周辺で介護施設を探しになるなら、駅から4km以上離れたところまでよく把握しとくと楽です。できれば、8kmくらいの範囲を最初のうちからよく観察していただいたほうが良いです。施設の種類については、住宅型有料老人ホーム・ケアハウス・サービス付高齢者向け住宅あたりが増えている模様です。介護付有料老人ホームへ入居も可能です。