パノラマ
福祉施設が顔をそろえ、町全体が介護に深い理解を持っています
最近は全国的に、ごみや生活排水の処理や再利用をする施設に併設して、公的な施設などを周囲の住民に向けて提供する試みがさかんに行われています。横浜市の場合、「資源循環局」がそのような活動を推進してきましたが、都筑区にある工場も「都筑ふれあいの丘」と命名し、余熱を活用した温浴設備などの運用に成功しています。2008年に新設された市営地下鉄グリーンラインは、この場所の最寄り駅として「都筑ふれあいの丘駅」を開業しました。施設内には、市の社会福祉法人協議会が高齢者や身体障害者向けの施設を設置して、休まずサービスを行ってきました。このほかにも福祉関係の施設が集まっており、高齢者に特に優しい市街地となっています。都筑ふれあいの丘駅は、早くからバスターミナルを整備してきました。東急バスのほか市営のコミュニティバスが協力して、各方面に向かう路線の運行を担当しています。
都筑ふれあいの丘駅は、グリーンラインの中では発着駅である中山駅に近い位置にあります。中山駅ではJRの横浜線に乗り換えて市内各地から相模原市内、さらに東京都下（八王子市や町田市）へ直行できます。その一方終着駅の日吉駅では、JRの目黒線と東横線に乗り換えるチャンスが待っています。また、近接するセンター南駅とセンター北駅はブルーラインに乗り換えられる点がセールスポイントとなっています。
都筑ふれあいの丘駅の利用率は、開業以来順風満帆に上昇しており、利益率もかなり高い水準を堅持している者と推測されます。1日平均の乗降客数は、2010年に16000人を、そして2014年に19000人を突破しています。
都筑ふれあいの丘駅の周辺は、町全体で高齢者介護に熱心なエリアだというイメージが強まっていますが、その点では民間の介護事業者も負けていません。駅からほんの数分という立地条件に優れたあたりに、人気の高い施設が何軒か見つかります。「できれば、1件でも多くの施設をチェックしてから決めたい」と希望している場合なら、2キロくらい離れたあたりまで一度検索対象に含めてみましょう。ユニークな特色のある施設にたくさんお目にかかれるはずです。
豪華なマンション風の外観を持つ大型の施設や、観光地の旅館のような美しさを持つ施設など、見た目にも素晴らしい施設がたくさんありますから、見学や体験入居に出かけることはきっと貴重な経験になるはずです。施設数が多くなったため、料金については安い施設は以前より増えています。
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