パノラマ
横浜市北部の活気あふれるエリア。老人ホームの数・種類も多く
かつて宿場町として繁栄し、今は商業地区と住宅地が広がるエリアになっている長津田。この10年で、付近の道路整備が繰り返し行われるようになり、通行が少しずつスムーズになりつつあります。活気がみなぎる地域が目立ついっぽうで、少し歩くと昔ながらの農地が残る一角もあり、高齢者にとってはさまざまなメリットがある土地となっています。長津田駅は横浜市北部では特に重要な駅で、JR横浜線・東急田園都市線・東急こどもの国線の3路線が接続する駅です。横浜戦を使えば新横浜駅・町田駅・八王子駅などの主要な駅に１本で行けますし、田園都市線に乗り移れば渋谷駅や二子玉川駅に直で行けます。この２路線がある限り、神奈川県内から都内にかけての移動で苦労する恐れはほとんどないでしょう。
なお、こどもの国線は短い路線ですが、たとえば「孫と遊園地に行きたい場合」などに重宝しそうです。バスに乗りたい場合は、神奈川中央交通と横浜市交通局の２団体が管轄する路線が、駅の北口にも南口にもびっしりと通っています。
駅の構内はかなり便利ですが、それは何度も設備のリニューアルが行われてきたことに由来します。現在も、新しい工事のプランなどが持ち出されており、さらに使いやすい駅になる可能性はかなり高いです。
そうした努力の影響か、利用率はかなり前から高い水準を維持しています。１日あたりの乗客数は、年によっては若干の減少にとどまることもありますが、ゆるやかな増加傾向にあるとみなしてもかまわないでしょう。2012年には、JRと東急を合計すると125000人を超えています。これからも、少しずつ利用者は増えていくものと思われます。
長津田駅の周囲で老人ホームないし高齢者専用住宅を探す場合は、施設の種類についてはなかなか恵まれた状況にあります。特別養護老人ホームや老人保健施設のような公的な施設にしても、住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームのような民間の施設にしても、特定の種類に偏ることなく発見できるからです。認知症がはじまっている場合なら、グループホームを探してもよいでしょう。最近なら、サービス付き高齢者向け住宅が増えている点は要注目です。
駅にすごく近い範囲で施設を探そうとするとうまくいかないことはあるかもしれません。しかし、距離を広めに決めて探すなら、選択肢がだいぶ豊かなものになるはずです。サービスの内容や、価格設定に関しても範囲が広いですから、長津田駅を基点にして施設探しをするのは悪いものではありません。
画像の一部はwikipediaから引用しています
