駅前は、バス・タクシーの使いやすさが光ります

現在の屏風浦駅は、周囲に団地や集合住宅が大量に連なる地域に所在する駅として知られています。もっとも緑を活かした設計がされているエリアも多く、自然と開放的な気分に浸れる場所は簡単に発見できる点が特徴的です。駅の周囲を中心に商業施設が進出しているため、買い物をはじめとした日常生活に欠かせないサービスはほぼ問題なく供給されています。
屏風浦駅がある場所、環状2号線の森支線や横須賀街道が近くを走り抜ける地域です。駅の最寄りの停留所から乗り降りできる路線バスは豊富で、神奈川中央交通や京急バスグループ、江ノ電バスグループなどが主力となっています。また、これらの民間の事業者のほかに市営のコミュニティバスの路線も整備されています。
屏風浦駅は、京急本線に所属する駅です。屏風浦駅には、特急などの高速で運転される列車はまったく停車しません。しかし隣接する上大岡駅で降りて待てば、ほとんどの列車に乗り移ることが可能です。上大岡駅については、横浜市営地下鉄のブルーラインと接続していることも利点でしょう。もうひとつの隣駅は杉田駅。杉田駅には、JRの根岸線および横浜シーサイドラインの金沢シーサイドラインと接続しているというメリットがあります。
屏風浦駅の利用率が絶頂期を迎えたのはバブル経済の最盛期でした。その後はゆっくりと低下を継続していました。とはいえ今世紀に入ってからの推移は、横ばいといっても差し支えないくらい状況です。1日ごとの乗降客数は、過去15年間を通してずっと17000~19000人の間で不規則な上下を繰り返しています。
屏風浦駅の周囲の介護施設はまだ、需要に対して申し分のない供給が行われているとはいえません。もっとも、だからといって「駅から相当に遠ざからないと、施設が出てこない」とは限りません。そこで最初は、駅から2キロ以内の範囲で探してみましょう(特に1キロ前後離れたあたりから、重点的にチェックすることが好ましいです)。
住宅型有料老人ホームのほか、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームなどに遭遇するチャンスがありえます。費用体系については、固定性と変動性のパターン双方が共存しています。