下館二高前駅は市街地に近い。介護付き有料老人ホームは指圧付き
下館二高前駅は、茨城県筑西市の岡芹に位置する真岡鐵道「真岡線」の駅です。通称は「二高前」。1988年真岡線がJR東日本から真岡鐵道に転換される際に開業した駅です。現在は無人の地上駅で、自転車置き場はありますが、駐車場やトイレの無いシンプルな駅となっています。
1面2線のホームには真岡線の下館方面行き上り列車と、茂木・真岡方面行き下り列車が停車。上下線共に発着本数は少なく、1時間に1~2本程度で、運行時間も朝の5時から夜の22時までと短めです。1日の平均乗降客数は1998年度137人2000年度210人、2005年度88人、2011年度75人。(「筑西市統計要覧」・「真岡市統計書」より)
下館二高前駅の利用者数が低いのは発着本数が少ないことも原因の一つでしょう。また、筑西市街地に歩いて行ける距離であることや、JR東日本・真岡鐵道・関東鉄道の接続駅「下館駅」までも2.1kmしか離れていないため徒歩でも約25分から30分、自転車なら約10から15分で行けることなども原因のようです。
駅名にもなっている茨城県立下館第二高等学校が駅から東へ歩いて3分程の場所にあり、その隣には筑西市立下館中学校も。駅の周辺にはコンビニやスーパー等が点在していますが、特に駅の西側を走る国道294号や下館駅との中間を走る県道7号の沿線を中心に、ディスカウントショップや飲食店、衣料品店や家電量販店等の商業施設が並んでいます。
駅から南へ行けば市街地が広がっており、図書館や美術館、筑西市役所といった重要スポットが集中。一方、駅の北西には下館バイパスが走行し、岡芹出入口や灰塚出入口が比較的駅から近いです。
駅周辺には介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームといったシニア向けの住まいが誕生。入居時の費用5万円前後・月額利用料は食費込みで10万円台から30万円台で、料金は部屋の広さによって違います。リハビリにも力を入れているため個別機能訓練が受けられますし、指圧マッサージも頼めるのは嬉しいポイント。サービス付き高齢者向け住宅は自由度が高く、夫婦入居も可能なのが魅力です。
駅の周辺は住宅地ですが余り住宅も密集しておらず、生活環境も比較的良い場所です。内科や歯科といった病院もあるので病気にかかりやすい方も安心でしょう。老人ホームへの入居をご検討中の方は、下館二高前駅エリアのシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。

















