函館競馬場の近くです。高齢の競馬ファンがよく通い詰めています

一時的に廃駅となった時期があったことが記録されていますが、終戦後しばらくして正式な復帰を果たしました。2009年に、少し離れた場所に移設されましたが、同時にバリアフリー設備が導入されています。高齢者にとっては格段に過ごしやすい交通インフラに生まれ変わりました。
函館競馬場は、JRA(中央競馬)の管轄下にあり、JRAが管理する設備が併設されています。「函館記念」や「函館スプリントステークス」といった格付けの高い重賞レースが特に人気を集めています。近所には函館競輪場も設置されていますから、賭け事が好きな高齢者には何歳になっても興奮を感じられるエリアでしょう。競馬場前停留場は、北海道道83号線の近辺に所在しています。バスの乗り場が近くに設置されており、函館バスが路線の運行に従事しています。
競馬場前停留場は、函館市電に管理されています。湯の川線の中で見ると、起点となる湯の川停留場に近い位置にあることがわかります。よその鉄道と接続している停留場は函館駅前停留場だけですが、JRの函館本線に乗車できるため、亀田郡や茅部郡など広域を股にかけて移動できるチャンスが発生します。
函館市は少子高齢化のスピードが近年顕著です。行政主導の介護施策は急ピッチで整備されてきました。自宅で介護を受ける高齢者向けのサービスがどんどん増えていますが、特別養護老人ホームのような施設介護関係については、容易に解決できる問題ではないこともあってじゅうぶんな成果が出ているとはまだいえません。施設でのケアサービスが必要になってきたら、早急に準備にとりかかったほうが正解でしょう。
特別養護老人ホームや介護保険施設への入居を望んでいる場合は申し込みを済ませておいて、しばらくの間民営の施設などを利用するというパターンが増えています。競馬場前停留場の近隣には、料金が安めに設定されているサービス付き高齢者住宅などが数軒ありますから、利用できる可能性があるなら積極的に利用するほうがよいでしょう。
このほか、グループホーム・住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームなども登場しています。停留場のすぐそばにはありませんが、1~5キロ圏内で探せば見つけられないことはありません。