駅の南側は、旧三良坂町の中心市街地として栄えてきました
創設されてから80年以上の歴史を持つ、三良坂駅。2004年の大合併までは、長い間旧双三郡三良坂町で唯一の鉄道駅として、住民の生活や地域の産業に大きな貢献を果たしてきました。駅は平成初期にリフォームされており、多目的ホールなどの設備を擁しています。
かつての町役場は現在、市役所の支所として使用されています(駅の南側、目と鼻の先にあります)。三良坂駅の北側は、深い緑に覆われています。その向こうには上下川が流れており、農地などが残っている地区です。集落は駅の南側から東側にかけて伸びています。
三良坂駅の周辺で幹線道路をお求めになるなら、国道184号線がおすすめです。なお尾道自動車道へのお乗り入れは、駅の南西方向にあるインターチェンジで実現します。駅の1階にはタクシー会社のオフィスが入居しているため、タクシーのご利用が簡単に行えます。
三良坂駅は、JRの福塩線に所属しています。管内では、終着駅である塩町駅の隣にあります。この隣駅を経由していただくことで、芸備線に簡単にお乗り入れできます。芸備線の管内では、三次駅に短時間で移動可能です。三次駅では三江線のご利用が可能となります。
発着駅である福山駅までは70キロ以上ありますが、山陽本線や山陽新幹線をご利用になる場合はこの駅を目指していただくことがおすすめです。また、福山駅の3区間手前にある神辺駅では、井原鉄道の井原線のご利用ができます。
三良坂駅は、30年以上前から職員が原則として派遣されない状態で運営されてきました。駅の利用率は以前から低いことはほぼ間違いありません。ただし、利用客数の調査などは実施されていないため、はっきりしたことは報告されていません。
民営の施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホーム、またグループホームが多くある地域です。月額使用料に関しては、20万円以下の施設が多いでしょう。





