今ちょうど、高齢者住宅・グループホームは狙い目です
2014年のエイプリル・フールの日に、発足からちょうど80周年となる節目の日を迎えた川原石駅。これまでに、20年近く営業を見合わせていた時期があったり、数百メートル移転したことがあったりと、さまざまな出来事を経験しています。
駅がある場所は、瀬戸内海のほぼ目の前です。その一方山林地帯に近く、駅の北側は緑地帯と隣り合わせと呼べるほどです。限られた平地を上手に用いて、宅地開発が繰り返し行われてきたエリアだといえます。海岸線には工場や倉庫など、大企業の事業用地が土地の大部分を占めています。
市内の中心地にご用件がおありの場合は、駅からほぼ真東に移動していただくことになります。川原石駅は国道31号線に近い駅です。駅付近に設けられたバス停留所でお待ちになると、広電バスが運行する路線をご利用できます。
川原石駅は、JRの呉線に所属する駅です。快速列車は現在、停車しません。しかし、隣駅である呉駅から先は発着駅まで快速列車が停車します。発着駅である三原駅まで足を運んでいただくと、山陽本線および山陽新幹線のご利用が可能となります。
終着駅である海田市駅とはおよそ20キロ離れています。海田市駅でも山陽本線へのお乗り換えができます。そして海田市駅ではもう1点メリットがあります。それは広島駅と3区間しか離れていないこと。広島駅を経由していただくと、可部線や芸備線、さらに広島電鉄へのお乗り継ぎが簡単に行えます。
川原石駅は、数十年前から職員が不在となっています。駅の利用率はどちらかといえば低下傾向にあります。1日平均の乗客数を調査しますと、最後に800人を超えたのは2001年だったことがわかります。その後は、600~800人の間で不規則に上下しています。ただし2010年代に入ると、700人を超えた年はまったくありません。
施設の区分に関しては、高齢者住宅やグループホームが多いエリアです。


