駅から見て北東に位置する市民公園は人気があります
中山道の宿場町として数世紀前より発展してきた、瑞浪市。歴史や文化、そして雄大な山林や湖沼などに囲まれた風光明媚な都市です。瑞浪駅はその中心市街地に取り囲まれるように立地しています。瑞浪駅の北口は、少し歩いただけで山地の周縁部分にぶつかります。この一帯を中央自動車道が東西に走り抜けていますが、この車道に沿って瑞浪市を代表する文化施設となっている瑞浪市民公園がつくられています。博物館や美術館といった学術的な価値が高い施設のほか、市民体育館や科学技術館なども併設されています。駅の南側は、蛇行するように流れる土岐川を挟んで宅地などが広がっています。瑞浪駅の近くは、金融機関の支店などをはじめ多種多様な施設がかたまっていて便利に過ごせます。ちなみに、瑞浪駅を出てから路線バスを利用したくなったときは、東濃鉄道の路線や市営のコミュニティバスの路線を使うことになります。瑞浪駅は、JRの中央本線に所属する駅です。駅名を見ただけで、「ホームライナー瑞浪」が停車することは容易に察しがつきますが、「ホームライナー中津川」も停まります。ただし「ホームライナー多治見」は停車しません。多治見駅とは2区間しか離れていないのですが、この駅は「ホームライナー多治見」への乗り換えのほかに太多線への乗り継ぎ地点として使われることがよくあります。乗り換え場所が多いのは、管内で見ると大曽根駅から先の区間となります(発着駅である名古屋駅まで、すべての駅に乗り換え先があります)。瑞浪駅の利用率は、近年は微増や微減をたびたび繰り返しています。しかし大きな上昇は下降には至っていません。1日ごとの乗客数は、過去10数年の間はほとんどの場合、4700~4900人の間で推移しています。例外は2009年で、このときだけ4600人を下回りました。瑞浪駅の周辺は、市内では特に重要な一帯です。人家が集まっていて長期的な居住に適したエリアもたくさんあるのですが、介護施設の増設はまだ進んでいるとはいえません。そのため、これから施設を探すなら最初の時点で、駅から6~7キロくらい離れたあたりまで対象内としたほうがきっとプラスに働くでしょう(1点補足しますと、駅から近い場所に全然施設がないという意味ではありませんから、悲観する必要はありません)。施設のタイプについては、グループホームや住宅型有料老人ホームなどに出会える確率が高いです。入居コストは、市内中心地区であるわりには安いといわれています。








