駅・線路を境目にして、対照的な風景が広がっています
各務ケ原駅の所在地は、各務ケ原市の鵜沼各務原町となっています。各務ケ原市は「かかみがはらし」と読みますが、この駅は「かがみがはらえき」と、一文字濁った読み方をする点が特徴です。各務ケ原駅は、昭和の中ごろから無人化されています。駅の利用率は低く、毎年変化らしい変化はあまり見られません。今世紀に入って以後の、1日あたりの乗客数を調べると、300~500人の間で不規則な上下を繰り返している様子を確認できます。各務ケ原駅の周囲の風景は、駅の南北で対照的です。駅の北側にも集落はありますが、建物のない農地や空き地が目立ちます。そして少し歩くと、近くの山々に連なる林地にぶつかります。その一方駅の南側は、かなりのサイズを持つ集落が広がっています。この駅に近い幹線道路を探すなら、駅の南を通る国道21号線(中山道)の名前が真っ先にあがります。各務ケ原駅は、JRの高山本線の管内にある駅です。すぐ隣に鵜沼駅がありますが、この駅は複数の乗り換え路線を持つことから、無人駅ではありません。鵜沼駅で下車すると、名鉄犬山線および各務原線への乗り継ぎを実現できます。鵜沼駅から2区間先へ行くと、美濃太田駅に到着します。美濃太田駅は、太田線や長良川鉄道の越美南線への乗り換えが可能な駅です。反対方向に目を向けたときは、4区間先にある発着駅(岐阜駅)が、便利な乗り換え地点となります。この駅は、東海道本線のほか名鉄本線・各務原線と接続しています。とはいえ、各務ケ原駅周辺に住居を構えるなら、名鉄各務原線を利用したいときに乗り換えをする必要はないでしょう。なぜならば、駅の南口から数分の位置に、各務原線の名電各務原駅があるからです。各務ケ原駅を起点として介護施設を見つけるなら、まずは駅から2キロくらいの範囲を、見落としをしないようにじっくりと探し回るのがベストでしょう。軒数が多いとはいえないですが、それでも評価が上々な施設が数軒なら見つかるチャンスがあるからです。仮にうまくいかなかったときは、探す範囲を一気に拡大したほうがよいでしょう(たとえば、10キロ近く、あるいはそれよりも広々と範囲を設定することがおすすめです)。見つけられる施設のタイプに関しては、グループホームがおそらくいちばん多いはずです。それ以外であれば、住宅型有料老人ホームまたは高齢者住宅などに遭遇するチャンスがあると考えられます。いずれのタイプの場合も、入居コストは安めです。月額使用料の平均額は10~15万円程度でしょう。














