飛騨金山駅周辺は商店や病院もある。グループホームは駅から徒歩圏

飛騨金山駅は、岐阜県下呂市金山町の大船渡に位置するJR東海「高山本線」の駅。1928年国鉄の駅として開業した駅で、当初は旅客・貨物の駅でした。1978年貨物の取り扱いを終了し、1987年JR東海の駅となりました。
駅名は「飛騨金山」ですが、下呂市金山地区は昔美濃国だった場所で、飛騨国ではありませんでした。しかし、金山地区から飛騨川と馬瀬川の合流点にある金山橋を渡ると飛騨国である為、「飛騨路の入口」ということで「飛騨金山」と命名されました。そして、駅開業から27年後の1955年、「昭和の大合併」により益田郡金山町が誕生。それに伴い金山町が飛騨地方に組み込まれたので、現在は地域と駅名がずれていません。
現在は待合室もある地上駅で、屋根付きの跨線橋も設置されています。2面3線のホームには高山本線の美濃太田・岐阜・名古屋方面行きの上り列車と、下呂・高山・飛騨古川方面行きの下り列車が停車。発着本数は少なく、上下線共に1時間に0~2本程度ですが、一部のエル特急「ひだ」も止まる駅です。
駅前には金山地域の各地を巡るコミュニティバス「げろバス金山」が発着。周辺には民家も多く、金山市民会館や保育園、書店等が点在。駅の西には飛騨川が流れ、その先には国道41号「益田街道」が走行しています。国道の沿線にはスーパーやコンビニ、ホームセンター等の商業施設もあり、少し足を伸ばせば温泉もあります。内科や歯科も点在しているので、病気の際も安心です。
藤倉峡は、飛騨木曽川国定公園にも指定されています。金山橋では毎年夏に開催される飛騨金山夏まつりの名物「飛騨金山花火大会」も開催されており、花火の日は多くの人で賑わいます。また近隣には巨石群「岩屋岩蔭遺跡」も。
駅周辺には住宅型有料老人ホームやグループホーム等もできています。住宅型有料老人ホームは入居時の費用が0円・月額利用料は10万円未満から15万円未満で、胃ろう・経管栄養も受けられるのが魅力。グループホームは駅から徒歩圏です。
飛騨金山駅エリアは自然の美しい場所。商業施設や病院もあるのでシニア世代にも環境が良い場所です。施設入居を検討中の方は、一度駅周辺にあるシニア向けの住まいにも足をお運びください。