京都郡みやこ町と行橋市の境界線に近い場所です

豊津駅の周辺は、人口密度がかなり低い地帯です。駅の西側を中心に、集落が延びるように形成されていますが、農地や空き地が広がるエリアのほうが、全体的に見るなら多いでしょうか。林地として手つかずの緑が残っているエリアも、すぐ近くに所在します。今川や松田池、住吉池のような河川や湖沼の存在感も、とても強いです。こうした立地条件から、豊津駅周辺に終の棲家を構えることは、「平和で静かな暮らし向きが性に合う」というタイプの高齢者におすすめできます。
豊津駅は、平成筑豊鉄道の田川線に所属する駅です。この路線は行橋市内を起点としているため、当然豊津駅も発着駅に近い位置にあります。発着駅である行橋駅とは3区間しか離れていません。行橋駅に着くと、JRの日豊本線に乗り換えできます。
田川線は、行橋市からみやこ町、そして田川郡を通って田川市にたどり着きます。乗り換えできる駅は発着駅と終着駅に限定されますが、田川伊田駅まで行きつくと伊田線およびJRの日田彦山線への乗り継ぎができます。豊津駅がある場所は、県道58号線に近い場所です。また、車両を使って遠方の地に出かけたいときは、東九州自動車道にアクセスするのがおそらく近道といえます。
豊津駅がある場所は、人家や建物をつくれる土地が限られています。したがって地図を見て介護施設を探すときは、その点を常に忘れないようにする必要があるでしょう。もっとも、駅から遠く離れたところにしか施設が見つからないという意味ではありません。数は確かに少ないのですが、駅から1キロを離れたあたりから少しずつ施設は目にとまるようになります。最初のうちは、駅から2~3キロのあたりを集中して探すという手順をとってもよいでしょう。
施設の種類については、グループホームや住宅型有料老人ホーム、あるいは介護付き有料老人ホームなどに遭遇するチャンスが転がっています。この地域で幸いすることといえば、おそらく入居費用でしょう。月額使用料と入居一時金を計算しても15万円以内、もしくは10万円以内という条件の施設がザラにあります。