西鉄柳川駅は柳川の玄関。周辺は商業施設が多くて買物も便利

西鉄柳川駅は、福岡県柳川市の三橋町下百町に位置する駅。西日本鉄道が運行する「天神大牟田線」の全列車が止まります。1937年「九州鉄道柳河駅」として開業。1942年西日本鉄道が発足し、「西鉄柳河駅」に改称されました。その後、1971年「西鉄柳川駅」に改称され、現在に至ります。
1981年には新駅舎も完成し、駅のホームには「天神大牟田線」の西鉄久留米・西鉄福岡(天神)方面行きと、新栄町・大牟田方面行きが発着。「天神大牟田線」に乗れば、福岡の中心地「天神」にある「西鉄天神駅」まで1時間もかかりません。
そのため、天神方面へ向かう通勤・通学者が多く利用しており、ラッシュ時は大変混雑します。柳川市だけでなく、瀬高エリアや鉄道の通っていない大川市などの玄関的な役割も果たしており、全体的な利用者も多いのが特徴です。2015年度の調査によると、1日の平均乗降人員は1万1,470人。久留米駅から大牟田駅までの途中駅の中では最多で、唯一利用者が1万人を超えています。
駅前のバス停には、柳川リハビリテーション学院、福岡県立柳川病院、大川、国際医療福祉大学、佐賀、柳川高校、御花前、JR瀬高駅などを巡る堀川バスが発着。柳川高等学校や保健医療経営大学へのスクールバスも運行されています。また、柳川市のコミュニティバスは駅前には止まらず、近隣の「柳川ショッピングモール」内にある「柳川ショッピングセンター」バス停に止まります。
駅の周辺は柳川地域の中心地で、ショッピングモール「ゆめモール柳川」・「柳川ショッピングモール」、家電量販店やドラッグストア、スーパーや100円ショップ、ホームセンター、西鉄名店街、柳川青果市場などが揃っています。
しかし、川下りなどで有名な柳川市の観光地「御花・松濤園・北原白秋生家」エリアからは離れており、観光エリアに行くには川下り船やバス、タクシーなどに乗る必要があります。
西鉄柳川駅エリアには柳川市役所柳川庁舎、市立図書館などの公共施設もありますし、近年、グループホームや住宅型の有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅などのシニア向けの住まいも誕生。グループホームは入居時の頭金0円・月額利用料10万円未満と安く、畳のある部屋などもあり家庭的です。
一方、サービス付高齢者向け住宅は入居時の頭金10万円未満・月額利用料10万円未満から10万円台。食事は毎食作ってもらえますし、希望すれば自炊コーナーで好きな物を作って食べることも可能。自由度の高さが人気です。