下鴨生駅の南方には商業施設も多い。住宅型有料老人ホームは娯楽豊富

下鴨生駅は、福岡県嘉麻市の鴨生に位置するJR九州「後藤寺線」の駅。かつては漆生線も乗り入れていました。
1916年筑豊本線の貨物支線に貨物駅として誕生し、当初は「赤坂駅」でした。1920年旅客取り扱い開始。漆生線も利用できるようになりました。1926年国鉄と産業セメント鉄道の接続駅に。産業セメント鉄道が国有化され、後藤寺線に編入しその後、1956年に駅名を「下鴨生駅」に変更。1974年貨物の取り扱いが終了し、1986年漆生線も廃止。1987年JR九州の駅になりました。
1面2線のホームには新飯塚方面行き上り列車と、田川後藤寺・添田方面行きの下り列車が発着。発着本数は少なく上下線共に1時間に1~2本程ですが、朝の6時から夜の22時まで運行しています。土日祝日も定期運行しているので便利です。
下鴨生駅は平成の大合併で2006年に生まれた「嘉麻市」にある、ただ一つの駅ですが、駅の周囲には民家がある程度です。しかし、駅の南方にはコンビニ、ドラッグストアやスーパー等の集まった賑やかなエリアがあります。
エリア内には病院や歯科もあるので、病気にかかりやすい方も安心です。小中学校も多く、嘉麻市立の武道館や体育館、鴨生公園等もできています。公園内にはテニスコートも用意されており、スポーツも楽しるのもメリットです。
観光的スポットとしては鴨生専正寺や鴨生恵比須神社、旧三井鉱山山野炭鉱ボタ山、稲築公園等があります。稲築公園は山上憶良の歌碑等もある公園で、桜や紅葉が美しいと好評です。
下鴨生駅エリアには住宅型や介護付の有料老人ホーム、グループホーム等のシニア向けの住まいも現れました。住宅型有料老人ホームは入居時の費用が0~10万円程度、月額利用料は10万円未満から10万円台で、多彩なレクリエーションや季節のイベントが充実。楽しく過ごせるのが魅力です。毎日の食事にも力が入っており、季節感のある料理が食べられます。
下鴨生駅前は静かな場所ですが、南方は色々なスポットのある場所となっています。嘉麻市役所や図書館、ホームセンター等もあるので、シニア世代も買物等が楽しめます。また、福岡県道402号「飯塚山田線」や県道415号「口の原稲築線」といった主要道路も走っており、車での移動もスムーズです。
介護施設を探している方は、一度下鴨生駅エリアにあるシニア向けの住まいにも見学にお越しください。