山のふもとですが、想像以上に便利な地区になりました

北宇和島駅がつくられた場所は、宇和島市内の中心市街地の北端部分で、山々の間の細長い平地の一部です。駅の東側と西側どちらを向いても、緑が濃い一帯と近接。駅の東側は一般的な住宅が並んでおり、駅の西側は商業施設が土地の大半を占領しています。
現在は、大手企業が手掛けるショッピングセンターが進出しており、このため、日常的なショッピングはひと通り済ませていただけます。このセンター内には飲食店が入っており、ショッピングしながら昼食や夕食が済ませられる配慮が施されています。
北宇和島駅の近くでマイカーやタクシーによる送迎をお求めになる場合は、駅の西側にそびえる山地の手前を走る国道56号線をお使いいただけます。この56号線の向こう側では、宇和島道路~松山自動車道が山林地帯を走り抜けています。なお駅から南方面に向かっていただくと、国道274号線・320号線などの使用も可能です。
北宇和島駅は、JRの予讃線と予土線が接続する駅です。予讃線の管内では、終着駅である宇和島駅と隣接。しかしこの隣駅に乗り換え先はありません。ですが90km以上進むと、伊予鉄道の郡中線と接続している伊予市駅に、さらに伊予鉄道の大手町線と接続している松山駅に着きます。
北宇和島駅は予土線の管内においては終着駅。発着駅である若井駅までの間に乗り換えが可能な駅は目下見当たりません。若井駅まで足を伸ばしていただくと、土佐くろしお鉄道の中村線への乗り継ぎができます。なおこの中村線の管内に入ると、窪川駅に簡単にアクセスでき、窪川駅では土讃線への乗り換えができます。
北宇和島駅は現在、運営業務が簡易委託された状態となっています。駅の利用率については調査が実施されていない模様ですが、今世紀に入る前から相当に低いことは間違いなさそうです。
北宇和島駅の周辺に建てられている介護施設に関心をお持ちの場合は、駅から4~5km位離れたところまで探索。また、駅の北側の山間部も忘れずによく確認したほうが良いです(実は市街地から離れている一帯にも、大きな車道に沿って少なからぬ介護施設がオープンしています)。
施設の種別に関しては、グループホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅や下位語付き有料老人ホームなど、現在流行している種類はひと通り見つけられます。