駅を出て南に進んでいただくと、香取神宮にアクセス可能です
昭和初期に建造された香取駅は、すでに80年以上の歴史を持っています。初代の駅舎は木造でしたが、今から約30年前に取り壊されました。その後しばらくの間、有蓋貨車を駅舎として活用していた時代が続きます。現在の駅舎に改められたのは約10年前のこと。この地域で最大の寺社仏閣である「香取神宮」をイメージしたデザインが採用されています。
香取駅は、利根川の南岸のすぐ近くにある駅です。駅の北口と川岸の間に小規模な集落がつくられています。駅の南側は少し歩くと、緑地や農地などが続く光景に出くわします。
駅から3キロほど南に向かって進んでいただくと、全国の香取神社の総本山である香取神宮にご到着可能です。重要文化財を豊富に展示している名跡で、唐代につくられたという伝承を持つ「海獣葡萄鏡」などが有名です。また、「御田植祭」や「団碁祭」など年間を通じて数々の祭事が開催されています。
香取駅は、国道356号線や県道253号線に近い位置にある駅です。路線バスは原則として運行されていませんが、正月になると香取神宮へ向かう臨時のサービスをお使いいただけます。
香取駅は、JRの成田線と鹿島線が接続する駅です。成田線の管内では、6区間離れている成田駅が最大のお乗り換え場所です。成田駅は我孫子支線・空港支線のほか京成本線および京成東成田線と接続しています。鹿島線の管内では、15キロ近く離れた鹿島神宮駅に到着すると鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線をご利用可能となります。
香取駅は、40年以上昔から無人化されています。駅の利用率は低いですが大きな変化は起こっていません。1日あたりの乗客数は、平成に入ってから一貫して400人以下を記録しています(今世紀に入ってからは、300人以下となる年がほとんどのようです)。
香取駅の近隣に建てられた介護施設をお探しの場合は、最初のうちからなるべく広い範囲をチェックしていただくほうが建設的です。駅から歩いて数分の位置にある施設は若干数なら簡単に発見できますが、その数は多くありません。駅から8キロくらい離れたところまでを、お調べになることをおすすめします。
施設の種別に関しては、グループホームの軒数が目立ちます。その他の施設をお望みの場合でしたら、介護付き有料老人ホームなどが見受けられます。施設の入居費用はまちまちですが、月額使用料に限ると20万円以下のケースが多い模様です。








