利根川と与田浦に近く、県境のすぐそばの地域
2010年の秋に、駅前のスペースが全面的に改修された十二橋駅。駐車場などがつくられたため、マイカーを使った旅程を計画する上で便利になりました。十二橋駅のそばには石碑が建立されています。この石碑は、かつて水郷地帯の一角だったこの地区を活用するために土地改良事業が実行されたことを謳っています。
十二橋駅は、与田浦のすぐ近くにつくられた駅です。現在も駅が水辺に接していることに変わりはなく集落がある場所とは若干離れています。最寄りの集落は、駅からまっすぐ北に進んでいただくとじきに目の前に現れます。
十二橋駅は、与田浦を挟んで運動広場と向かい合っています。また、県立中央博物館の大利根分館や、水郷佐原水生植物園の最寄り駅のひとつです。後者とは3キロほど離れていますが、花菖蒲やハスなどが大量に植えられており、開花の時期になると絶景をお楽しみいただけます。5月から6月にかけてはあやめ祭りが、7月から8月にかけてはハス祭りが開催されます。
十二橋駅は、JRの鹿島線の管内にある駅です。隣接する香取駅は、成田線の銚子駅方面へのお乗り継ぎ地点となっています。香取駅の向こうには佐原駅がありますが、この駅では成田駅方面に向かう成田線をご利用可能です。
反対方面では、3区間先に鹿島神宮駅があります。鹿島神宮駅では鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線をご利用できます。鹿島神宮駅の向こうには臨時駅となっている鹿島サッカースタジアム駅が存在します。
十二橋駅は、周囲の人口密度がとても低いことから、職員が常駐しない体制で運営されています(管理を担当しているのは、佐原駅です)。利用率は、少しずつ低下しています。1日ごとの乗客数を計算しますと、前世紀の終わりまでは100人を超えていた事実を確認できます。
十二橋駅は、千葉県と茨城県の境界線にきわめて近接しています。この駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、両方の県域をバランスよくチェックしていただくことが大事でしょう。
駅からの距離については、おそらく3キロくらい離れたあたりから施設が多くなってくるでしょう。時間的余裕がおありの場合は、駅から10キロを超えるくらいの位置に建てられている施設にも、目を向けましょう。施設のジャンルに関しては、介護付き有料老人ホームやグループホームが中心的です。











