21世紀に入ってからつくられた新しい空港の近くです
愛知県では空路の旅を計画するときは、従来なら名古屋飛行場をまず思い浮かべることが常識だった時代がありました。今でもそれは変わっていませんが、2005年に開業した中部国際空港を利用したフライトを考える県民もずいぶんと増えています。この空港の誕生と時期を同じくして発足したのが、中部国際空港駅です。まだ10年程度の歴史しかない駅のため駅構内も周囲に立ち並ぶ近接する中部国際空港アクセスプラザやセントレアホテルなども、とにかく新しくて機能性が高い点が印象的です。国内外からありとあらゆるバックグラウンドを背負った利用客が訪れることを想定して、駅舎にユニバーサルデザインを取り入れていることも注目に値するポイントでしょう。中部国際空港駅は、名鉄空港線に所属する駅です。3駅しかないきわめて小規模な路線ですが、隣にあるりんくう常滑駅は空港建設に合わせて招致された無数の商業施設への玄関口として、地味ながら一部で評価が高い駅です。そして2区間先はもう発着駅である常滑駅です。この駅を経由して常滑線に乗り換えて各地を目指すことができます。中部国際空港駅の利用率は、駅の開設当初と比べるとややスケールダウンしています。しかしこれは、空港およびその最寄り駅に対する期待値が当初、すさまじい高さだったことの裏返しだと解釈できます。空港が営業を開始する前に1万人を超える客が殺到したことや、空港のオープン直後は予想をはるかに超える客が詰めかけたことはいまだに語り草となっているほどです。1日あたりの乗降客数を調べると、2008年以後は連続して2万5,000人未満の数字を記録しています。しかし国際的にも高い評価を集めている人気の空港であることから、その最寄り駅に対する人気はまた再燃する可能性が潜んでいそうです。中部国際空港駅は、一般的な市街地の狭間にある駅とは根本的に異なります。したがって、介護施設などが近辺にある場所ではありません。施設を探すなら、駅から最低でも4キロくらいは離れたあたりから調べるように気を付けたほうがよいでしょう。どれくらいの目安が妥当かと問われたら、10キロくらいの範囲を設定して探すことが推奨されます。グループホームの開設はかなり頻繁に行われてきた土地のため、認知症を患っているなら入居先に困ることはないかもしれません。そのほかのタイプの施設では、高齢者住宅や介護付き有料老人ホームなどを発見できるチャンがスもあるでしょう。





























