愛知郡東郷町は愛知池もある水の豊かな町

愛知郡東郷町は名古屋市の南東に位置する町で、ボート競技の全国大会が開催される愛知池など自然に恵まれた環境であることから、「水とみどりとボートのまち」というスローガンを掲げています。
2023年の推定人口は43,784人。
名古屋市及び豊田市などへの通勤に適したエリアとして、年々人口が増加しています。
愛知池は、東郷町とみよし市、日進市にまたがるダム湖で名古屋エリアの水がめです。
湖畔には愛知池運動公園が整備されており、周辺住民の憩いの場ともなっています。
東郷町内には鉄道は通っていませんが、北隣の日進市に名鉄豊田線が通っており、米野木駅や黒笹駅、日進駅などが最寄り駅。
町内にはコミュニティバス「じゅんかい君」が巡回中ですし、名鉄バスが東郷町と日進市内の各駅を結んでいるので便利です。
高速道路は東郷町内を通っておらず、東隣のみよし市を通る東名高速道路や、名古屋市境から2㎞ほどの場所を通る名古屋第二環状自動車道を利用することになります。
最寄りのインターチェンジ(IC)は、みよし市にある東名高速の「東名みよしIC」および名古屋市内の名古屋第二環状自動車道の「鳴海IC」です。
町内には史跡を中心とした観光スポットも点在。
西国三十三観音霊場の第八番札所として有名な祐福寺は、お寺としては珍しい朱色の勅使門があり、県の指定文化財にもなっています。
愛知用水を利用して作られた「涼松せせらぎの道」も、市民や観光客に人気のスポットです。
また、毎年8月には、町の一大イベントとなる「町民納涼まつり」も行われています。
スーパーも多く、「日常の買い物に不便はない」といった住民の声も聞かれます。
大型商業施設はありませんが、隣接する名古屋市やみよし市などに大型商業施設があるので、「まとまった買い物をする場合は、気分転換を兼ねて出かけている」という方もおられるようです。
さらには、町中央部を中心に多くの個人病院があり、大型の総合病院も隣の名古屋市や日進市にあります。
住宅型有料老人ホームやグループホームなどシニア世代向けの施設も増加中です。
住宅型有料老人ホームは、カラオケ等の娯楽が楽しめるところや、インターネットが利用できるところが出来ました。
洗濯や食事など生活援助サービスの質も高く、介護士だけでなく看護師も24時間対応してくれるのが魅力です。
一方、グループホームは、畑で野菜などの栽培が出来ますし、エレベーターや洗濯用の物干し場など共用設備も充実。
地域密着型の施設として、質の高いサービスを提供してくれるでしょう。