麻雀ありの施設特集

麻雀を楽しむ高齢者が増えています。ひと昔前は“ギャンブル”と見られて敬遠される向きもありましたが、昨今では「お酒を飲まない」「たばこを吸わない」「お金を賭けない」という“健康麻雀”が注目されているのです。
実際に、「老人ホームで麻雀仲間ができて楽しい」「麻雀の世界は奥深く、頭を使う」といった声もよく聞かれます。入居後に、気の合う仲間同士で麻雀を楽しむ。そんな日々を思い描いている方は、ここで紹介する施設に注目してみてください。
麻雀は老化防止に有効!

近年、麻雀は老化防止に効果があるとして注目されています。高齢者向けの「健康麻雀教室」や福祉施設での「簡単麻雀」といった賭けごとなしの麻雀の会が増えており、気軽に参加できるようになってきました。
老人ホームでも、レクリエーションの一環として麻雀を取り入れている所が増加。施設のパンフレットなどの「カラオケOK」「将棋OK」といった施設紹介の中で、「麻雀OK」を見かけたことがある人も多いと思います。
では、麻雀はなぜ老化防止に良いかというと、頭を使うことで脳が活性化するからです。麻雀をするためには雀卓の状況を把握しないといけません。「あと何点でトップに立てる」といった数字の計算も必要です。
アガリ牌のルールを覚える必要があり、一緒に楽しむ仲間とのコミュニケーションも取らなくてはなりません。つまり、麻雀は状況把握能力や計算能力、記憶力、そしてコミュニケーション能力など、生活に必要なあらゆる要素を培うために効果的なのです。また「麻雀が楽しくて、自分からレクリエーション室に行くようになった」という人もおり、引きこもり防止にも一役買っています。
麻雀人口は減少の一途…でも、高齢者には「健康麻雀」の人気が沸騰中!
老人ホームやデイサービスで、レクリエーションのひとつとして楽しめるところも増えてきた健康マージャンは、「お酒を飲まない、たばこを吸わない、お金を賭けない」という健全なコンセプトのもと、指先が動かせれば年齢を問わず生涯楽しめるゲームとして注目を集めています。
アメリカでは麻雀をしている人の認知症発症率が低いという調査報告も発表され、認知症予防に対する麻雀の持つ力がにわかに注目され始めています。
しかし全体的にみると、麻雀人口は減少の傾向にあります。「レジャー白書2018」では、全国の麻雀人口は2009年の1,350万人をピークとして減少の一途をたどり、2017年にはピーク時の約半分、500万人まで減ってしまっています。

また一方で、厚生労働省と地方自治体が主催する60歳以上を対象とした協議会「ねんりんピック(全国健康福祉祭)」では2010年から健康マージャンが正式種目に入り、2017年の秋田大会でも文化交流大会の一環として健康マージャンが正式種目に選ばれました。こうした流れからも、脳トレとして取り組む高齢者人口は全国的に増え、愛好家として一定数以上楽しんでいる人がいることがうかがえます。
まさに麻雀は高齢者の近年のブームとも言え、一昔前のイメージとは一転して健康的なレジャーとして親しまれています。特に、男性が嗜むイメージの強かった麻雀ですが、健康麻雀では女性の愛好家も多く、脳の活性化や老化防止と合わせて友達づくりや社会参加といった点でも注目が集まっています。
老人ホームでなかなかレクリエーションに参加したがらない方や、他の入居者の方との交流がうまく進まないかもしれない…という方にとっても、会話のきっかけとなる健康麻雀は大きな助けとなるかもしれません。
博打ではなく、脳を動かし交流を活性化するゲームとして、これから麻雀はシニア層の間でますます広がっていく可能性を秘めています。
“健康マージャン”を取り入れる老人ホームが増えている

最近、“健康マージャン”を楽しめる老人ホームが徐々に増えつつあります。
そもそも麻雀は136個ある牌を使って4人で楽しむゲームで、対戦相手とのコミュニケーションを図りながら指を使って牌を動かしながら進めるゲームです。日本健康麻雀協会では、高齢者の引きこもりを解消し、社会に参加するきっかけとして麻雀の持つ力に着目。東京都杉並区や品川では「いきいき健康マージャン広場」をスタートさせ、自治体と共同で区の事業として高齢者の健康に麻雀を役立てようという動きが広がっています。
また、諏訪東京理科大学「共通教育センター」の篠原菊紀教授が行った調査では、オンライン麻雀ゲームと計算ドリルに取り組んでいるときの被験者の脳の状況を調査し、「健康マージャンが脳活動に及ぼす影響調査」としてまとめています。
同調査では、麻雀ゲームに取り組んでいるときの脳は、情報・記憶を一時的に保持して組み合わせることで答えを出す際に活動する部分や言語野などが活性化していることが明らかになり、計算ドリルをしているときと比べても脳の活動にメリハリが出ていたことが明らかになったそうです。ゲームの展開によって、複雑な思考が必要となる麻雀。研究はまだまだこれからですが、麻雀が認知症予防の効果となる可能性もあることが指摘されています。
麻雀をしている人はしていない人よりも脳年齢が実に3歳ほど若いという研究結果もあるそうですから、認知症予防に効果がある可能性は高いようにも思えます。
頭と指先を使う、参加者とコミュニケーションを図るという点でも、認知症予防に効くとされる他のレクリエーションと共通していますから、まだ健康麻雀をやったことがないという人もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
カジノ型デイ・サービスの登場
近年、老人ホームに「カジノ型介護サービス」という新たなレクリエーションの形が現れました。おもちゃのお金を使って、ブラックジャックのようなカードゲームや麻雀、パチンコなどの賭けごとを楽しむのです。おもちゃとはいえ、お金を賭けることで臨場感が増し、集中力を向上させることで脳が活性化するというメリットがあります。
みんなで楽しむことでコミュニケーション能力の向上にも繋がりますし、麻雀が好きな人はそれ自体がストレス解消にも効果的。指先を使うことが手の運動にもなるため、心身の活性化にも繋がるようです。
ただ、賭けごとはお金をかけなくても熱中してしまうもので、過度に依存してしまう人も現れるなど、問題となっている側面もあるようです。お金をかけず、適度に楽しめばボケ防止にも繋がり、円滑なコミュニケーションを生み出すこともある麻雀。熱中し過ぎず、ほどほどに楽しむことを心がけましょう。
即入居可・空室有りの施設特集
入居をお急ぎの方はこちらです!

世の中にはこれだけ数多くの介護施設があっても、理想の施設を見つけるのが難しいだけでなく、そもそも空き室があるかどうかという問題もあります。一方で、「退院が迫っている」「急に認知症が進行した」といった理由から、すぐにでも施設に入居したいと考えている方も多いでしょう。施設選びのポイントは、「即入居可・空き室あり」だからといって決して焦らないこと。そのアピールにすぐに飛びつくのではなく、あくまでじっくりと検討して、その上で理想の施設に空き室があれば、その時点で即入居…という流れがベストと言えるでしょう。
「みんなの介護」には最新の空室情報が載っています!
退院や急な家族の事情などで急いで施設入居を考えている場合、すぐに入居できる空室のある施設を見つけることが入居の近道です。
空室があれば契約もスムーズ、空きを待つ時間が短縮できるので、入居を急いでいる方にとっては空室の有無はとても大切なチェックポイントとなります。
最新の空室状況などが随時更新される「みんなの介護」では、すぐに入居したいという方が空室のある施設の中から希望する入居条件や入居費用を絞り込み、見つけることができます。
お部屋の様子など、写真を見ながら候補を絞り、問い合わせをすれば入居したい施設探しも簡単です。検索の際には新着・更新順に並び変えることで、最新の空室状況がわかりますので、確実といえるでしょう。
即入居をご希望の場合は、入居時の負担が小さいサービス付き高齢者向け住宅や住宅型・介護付き有料老人ホームがオススメ。こうした施設は、入居時費用が0円もしくは敷金のみの施設も多くありますので、金銭的負担も少なく安心です。
特養の待機中に一時的に入居というのもひとつの手
費用も比較的安く入居できる特別養護老人ホームは、高齢化に伴う需要の増加によってすぐには入れない「待機が必要な施設」となっています。
2015年度の介護保険制度改正により、特養への入居には要介護度3以上という入居条件が加えられたものの、依然として都市部を中心に入居までの期間、不安な時間を過ごしている入居希望者が多いのが現状です。厚生労働省が発表している報告では、2014年3月時点での特別養護老人ホーム待機者人数はおよそ52万人。政府が介護離職防止のために特別養護老人ホームの整備に向けて動きを進めているとはいえ、慢性的な人材不足によりベッドの空きはあっても、ケアをする人がいないという理由から入居者を受け入れられない施設も増えています。
特別養護老人ホームに入居するには、まず「診断情報提供書」や「健康診断書」などの書類とともに待機者として登録をすることが必要です。その後、施設や地域、申し込まれる方の状況によりけりですが数ヶ月から半年、場合によっては1年以上の待機期間があることもしばしば。
入居にあたっては申し込み順ではなく、入居希望者の介護度や認知症の症状、家族の介護負担、居住環境などを総合的に判断して、必要があると判断された人から入居します。2015年度の改正により「とりあえず特養に申し込みをする」という人が減っていることが期待はできますが、いつ入れるかはっきりとわからない特養入居までの待機期間は不安なもの。特養待機中の家族の介護負担や生活環境を改善するためにも、登録後一時的に民間の有料老人ホームなどに入居することも考えておくといいでしょう。
最近では、特養待機者のニーズに応える形で、負担が少なく短期入居ができる施設であれば入居までの期間安心して生活することができます。有料老人ホーム以外では、訪問介護を利用する形で介護ケアが受けられるサービス付き高齢者向け住宅も選択肢の一つ。賃貸借契約により一般のアパートのように入居することができますので、介護ケアが受けられるのであれば短期入居や期間限定の入居として考えてもいい選択肢です。
探し方のポイントとしては「入居時費用が安いこと」「年金受給と少しの負担で入居できる有料老人ホームを探すこと」。特養の待機期間中の過ごし方として、介護を必要とするご本人と、家族にとって一番いい方法を考える際には、ぜひ有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などへの入居も視野に入れてみましょう。
空室があっても入居までの期間は2週間くらいが一般的!?
急いで入居先を探している方にとって、気になるのが老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の入居までに最短でどのくらいかかるか、という問題です。
施設に空室があり、介護度や保証人など審査に問題がなくスムーズに入居まで進んだとしても、入居するまでの期間は一般的に2週間程度かかります。空室がない場合には、空きが出るまでの期間を待たなければいけませんから、更に時間がかかってしまうのは、想像がつくことですよね。
有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入居するまでの大まかな流れは次の通り。
- 1.問い合わせ
- 2.見学・相談
- 3.入居申し込み
- 4.必要書類提出
- 5.面談
- 6.審査
- 7.体験入居
- 8.正式に契約・入居
書類などを準備し、スムーズに入居までたどり着けたとしても、どうしても2週間はかかってしまいます。また、失敗しない施設選びをしたい場合には、体験入居や見学、直接担当者と顔を合わせての相談などは必須です。
例えば見学をする際には、見学時間によって把握できる施設の様子はさまざま。お昼どきなら食事風景を見られますし、昼過ぎならレクリエーションの様子をチェックすることができる可能性もあります。皆さんの中で重視したいポイントに合わせて見学時間を考え、気になる場合には何度か足を運ぶことで納得のいく施設選びができるのです。
また、入居申し込みをした後に提出する書類には、「健康診断書」や「診断情報提供書」が必要です。これらは、病院に予約して健康診断を受けたり、主治医に記入を依頼する必要がありますので、準備にはそれなりの時間がかかります。場合によっては施設側で急ぎの人の対応として、施設のかかりつけ医が担当してくれることもありますので、すぐに入居したい場合には、その旨を伝えるといいでしょう。
入居してから「イメージと違った…」「こんなはずではなかった…」と思うようなことにならないようにするためには、最後に契約数前にできれば体験入居をしたいところ。体験入居は、見学だけではわからない施設の様子を体験できますし、入居されるご本人とあっている施設かどうか、職員の対応はどうか、などをチェックすることができます。
こうした流れを経て無事に入居に至るわけですから、最短でも2週間程度必要なことがわかるのではないでしょうか。空室があったとしても入居までにかかる期間は一般的に2週間程度ということを頭に入れて、入居までのスケジュールを考えましょう。
入居手続きの流れの基本は7つのステップ
空室のある施設を見つけ、実際に入居手続きを始めるにあたって、必要な手順は次の7ステップとなります。
資料請求・問い合わせ | サイトから気になる施設を見つけたら、気軽に資料請求してみましょう。 みんなの介護からは、見学予約もできますので、お急ぎの方は見学も予約し、実際にご自身の目で確かめてみましょう。 |
---|---|
見学・相談 | こだわり条件や、立地などを加味してきになる施設を見つけたら、見学や実際に施設担当者へ相談をします。 見学予約は早めの予約がオススメです。施設見学はスケジュールを調整するのに時間がかかる場合もありますので、余裕を持って申し込むようにしましょう。 |
面談 | 見学、体験入居などを経て契約に進む場合には、施設担当者などとの面談が行われます。 面談は普段の生活の様子や介護度、ケアの方針などを決定する大切なステップです。直接施設に本人が行くことが難しい場合には、病院や自宅まで担当者が足を運んでくれることとなります。 |
必要書類提出 | 施設に入居する場合、「健康診断書」などの書類提出が必要です。健康診断書の取得には2週間以上時間がかかることもありますので、準備は早めに進めておきましょう。 |
審査 | 保証人や介護度などをもとに、面談の内容を受けた審査が行われます。身体状況や金銭面の確約などについてが主に検討されます。 身元保証人の精査についてはこの段階で行われることとなります。身元保証人がいない方は、民間の保証会社などを利用することも可能です。 |
体験入居 | 見学の結果、入居を前向きに検討する場合には、できる限り体験入居をすることがオススメです。 見学ではわからなかったスタッフのサービす対応や施設の様子、ご入居される方に雰囲気があっているかなどを実際に確かめられます。 また、空室がないと体験入居が難しい場合もありますので、空室の有無などもチェックしておくといいでしょう。 |
契約・ご入居 | 体験入居や書類提出、審査などを経て、無事に入居先の施設が決まったら、正式に契約を結びます。 契約にあたっては、しっかりと重要事項説明書に目を通し、サービス内容や支払い内容の内訳などをチェックしましょう。 |
書類などを準備する時間、体験入居や見学日の調整などを考えると最短でも2~3週間はかかる資料請求から入居までの期間。スムーズに入居をするためにも、大まかに入居までの流れを頭に入れておきましょう。
ここまで見てきたように、入居先候補を見つけてから実際に入居するまでには意外とたくさんのことをしなければいけません。
最短でも2週間から3週間、一般的に1ヶ月~2ヶ月はかかります。空室がない場合には、さらに時間がかかることが考えられますので、早めに準備を進めることがスムーズな入居のポイントでう。