カーネーションやウナギの名産地の近隣です
福地駅は、2015年の建国記念日を過ぎて間もないころに、開業から100年目となる記念日を迎えています。戦前は「一色口」という駅名で運営されていましたが、終戦から数年後に現在の駅名に改められています。2011年に、旧幡豆郡一色町が西尾市に吸収されたばかりですが、現在もなお一色町地区の住民にとっては最短距離でアクセスできる旅客駅として認識されています(利用率が高い駅なのではありませんが)。2006年に、鎌谷駅が廃止されたことから、わずかではあるものの利用客は増加しています。福地駅は職員不在の状態で半世紀近く運営されているため、もともと1日平均の乗客数は200~300人台で推移していた形跡がありますが、2000年代後半になると年々、ゆっくりとではあるものの増加の一途をたどっています。福地駅に降り立ってあたりを見回すと、まばらに建てられた平凡な住宅が視界の大部分を支配します。駅の西側はやや閑散としていますが、駅の東側から南側にかけては建物の密度が高い印象です。福地駅は、名鉄西尾線に所属する駅です。管内では利用率が低いほうに入ることから、しばらく前は高速で運転される列車はすべて通過していました。しかし2008年に状況が一変します。このときは、駅集中管理システムの取り入れと並行してダイヤ改正が実行されました。このおかげで、急行が停車する駅の仲間入りを新たに果たしたのです。管内では、終着駅に近い側に所在する駅です。2区間先に終点である吉良吉田駅があります。この駅を介して、蒲郡線への乗り継ぎを実現できます。発着駅である新安城駅までは15キロ以上離れていますが、この駅まで行くと名古屋本線に乗り換えできます。福地駅の近隣にて介護施設に入居したいなら、駅から5キロくらいの近~中距離圏内を軽く探すだけでも、それなりの軒数を見つけられます。ただし公営の施設が多いことには留意したいところ。特別養護老人ホームや介護老人保健施設が主力となっていますが、これらのタイプの場合、入居を希望して待機している世帯が列をなしていることがよくあるからです。民間の施設についてはグループホームが多めですが、介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅といった、そのほかのジャンルも少数であれば発見は簡単です。月額使用料については、相場は10万円台ですが、やや高額の施設と契約するなら20万円台(または、それ以上)になることもあるでしょう。




















