ほどほどに便利で、ほどほどにのんびりした雰生活ができます

知立市を代表する駅ですが、駅の周囲はそれほど混雑した雰囲気ではありません。学校や教育機関などが比較的多めにつくられていますが。1999年以後は、特急を含めてあらゆる列車が停車する駅に入っていることを含めて考えると、駅の周辺の落ち着きは目を引く特徴かもしれません。いずれにしても、マイペースのライフスタイルを築けることは疑いありません。
駅の最寄りのバス停に乗り入れている業者は、名鉄バスグループばかりです。ただし市営のコミュニティバスも乗り入れており、結果として使える本数はかなりの規模になります。国道や県道が何本(前者については1号線・155号線・419号線が、後者については51号線・285号線・298号線が代表例でしょう)も近くを走っていますからドライビング事情はなかなか良好です。
知立駅は、名鉄の中では目立つハブ駅でしょう。名古屋本線と三河線がクロスする駅です。前者については、2区間先にある新安城駅で西尾線に乗り換えたり、さらにその先にある岡崎公園前駅で降りて愛知環状鉄道線に乗り換えたりすることができます。
三河線に注目すると、2区間先に刈谷駅があることがわかります。刈谷駅はJRの東海道本線に乗り継ぎができる駅です。それ以外の乗り換え場所を探すと、豊田市内にある上挙母駅と豊田市駅の両方で、愛知環状鉄道線への乗り継ぎができることがわかります。
知立駅の利用率は、この10数年を通して随時上がったり下がったりを繰り返してきました。1日あたりの乗降客数は、30000~34000人の間で推移しており、一貫した動きがあるわけではないようです。
知立駅の周りを見渡すと、介護施設が足りているエリアというイメージは残念なことに希薄かもしれません。駅からある程度離れたところも含めて施設探しにとりかかったほうが賢明なことは事実です。
とはいえ駅から近い場所に、入居人員に余裕がある介護施設が影も形もないというわけではありません。駅から数百メートルの範囲で、手ごろな価格設定を掲げている施設を探すことはじゅうぶんに可能です。最近はとりわけ、グループホームや住宅型有料老人ホームが、知立駅の近隣で数を増やしています。