今宮戎神社および木津卸売市場の最寄り駅です
今宮戎駅は、まったく同じ名前を持つ神社の最寄り駅。今宮戎神社は、商売繁盛の神様「えべっさん」を語る際によく名前が持ち出されます。その名前は、七福神の中に含まれる「えびす」から来ています。特に毎年正月が終わったころ(1月9日から、3日間)に開催される「十日戎」という祭事は全国区で知られており、たいへんな人出を毎年記録してきました。このほかに駅付近で人目をひく施設をあげるなら、木津卸売市場があります。民営の市場ですが、その範疇では全国でもトップクラスのスケールを持っており、毎日のように新鮮な生鮮食品などが取引されます。この敷地内には飲食店や入湯施設がありますから、高齢者にとってもいろいろな楽しみ方が成立するでしょう。今宮戎駅は国道25号線に近い駅です。周囲は交通機関が集中している地域で、簡単に歩いて行ける範囲に、大阪市営地下鉄の駅や阪堺電気軌道の駅(大国町駅や恵美須町駅)が所在しています。今宮戎駅は、厳密には南海本線の管内に含まれる駅ですが、高野線に属するというイメージも強いです。両隣には難波駅および新今宮駅があります。これらの駅は、ほぼすべての列車が停車しますから急ぎの用件があるときは役に立ちます。それから、この2駅と接続している路線はとても多いです。2駅を合わせると、JR線では大阪環状線・大和路線、地下鉄では御堂筋線・四つ橋線・堺筋線、阪堺電気軌道では阪堺線・阪神なんば線、近鉄では難波線を使えるチャンスがあります。阪堺駅の利用率は、世紀が変わる前と昨今を比べると低下していることは明白です。1日あたりの乗降客数は、1997年までは2000人を超えていました。しかしそれから4年経つと1500人を割ってしまいます。2004年以後は1400人以下で毎年推移しており、ときには1300人を下回る年も報告されています。阪堺駅がある場所は、介護施設が多いとは言えないでしょう。しかし施設探しを行う上では大きなアドヴァンテージがあります。その理由は、駅から1キロ未満といったとしても通いやすい範囲に、何軒も施設が建設されてきたからです。施設の区分については、高齢者住宅やグループホームなどが主力となっている模様です。入居料金についてははっきりとした共通点が見当たらないのですが、月額使用料が15万円以下で間に合うケースがけっこうあります。入居一時金に関しても、高額にならない事例が多いです(0円というパターンも容易に見つかります)。


























