果樹園が多く、果物狩りがよく行われています

長野県の中南部に位置する、松川町。
同じ下伊那郡に属する高森町・豊丘村・大鹿村と上伊那郡の飯島町・中川村に囲まれています。
西端で接しているのは飯田市です。
松川町は東西に細長い自治体で、その中央部分に伊那谷が差し掛かっています。
伊那山地と木曽山脈に挟まれた場所にある町のため、人口の大半は谷の周辺に集中しています。
古くから農業がさかんな町で、主に果樹栽培が実施されてきました。
20世紀に入ると工業化が進み、現在は工業と農業が町の基幹産業となっています。
それでは松川町の名跡についてです。
松川町は石造文化財が多い町。
細かいものまで数え上げると、2,000を優に超えるほどです。
生田部奈の石造物をはじめ、お気軽にご覧いただけるところは少なくありません。
円満坊は、文化財を多数保管してきた真言宗の寺院。
木造阿弥陀如来坐像などは特に有名です。
また、古くから桜の名所として人気がありました。
花や樹木をお楽しみいただける機会はたくさんあります。
片桐ダムは紅葉をご堪能いただける名所として人気が高いです。
台城公園では、ゴールデンウィークの間につつじ祭りを開催しています。
園内につつじがこぎれいに管理されている一角があるほか、当日はたくさんの催しが企画されます。
温泉好きの方には、信州まつかわ温泉がおすすめです。
現在の町の手で運営されており、格安料金で便利にご利用できます。
お泊まりでのご利用も簡単です。
ご入浴の間は、南アルプスの景観を一望していただけます。
ゴルフや森林浴などもお楽しみいただけます。
松川町は、JRの飯田線が開通している町です。
現在は駅が2ヵ所、信号場が1ヵ所存在します。
路線バスについては、伊那バスと町営のコミュニティバスをご利用可能です。
なお、隣接する中川村が運行するバスにお乗りになれる機会もあるでしょう。
幹線道路に関しては、中央自動車道にお乗り入れできる中継地点が2ヵ所あります。
国道153号線や県道59号線も使いやすい車道です。
松川町の人口は、昭和後期から平成初期にかけて微増が続いていました。
ピークに達したのは、21世紀に入って間もないころでした。
その後は微減しています。
2023年の段階で、1万2,742人という計算結果が公開されています。
高齢化率については同年に33.9%を記録しました。
今から松川町で介護施設へのご入居をお望みでしたら、グループホームがいちばん探しやすいでしょう。
その次に見つかりやすいのは、特別養護老人ホームや介護療養型医療施設あたりです。