市営のスポーツセンターやスケートセンターの近所です
2005年に、駅の北口に交通広場が設置された沼ノ端駅。その約2年後には、従来の通路や跨線橋の開放をストップした代わりに新たな自由通路がオープンしています。北海道内には、貨物の運搬で大きな役割を果たしてきた駅が多いですが、沼ノ端駅ももともとはそのひとつでした。
駅の所在地は、苫小牧市の市街地の一角です。その中では北東端に位置しており、北側や東側にしばらく進むとやがて緑地や農地などが広がる一帯にぶつかります。その一方まっすぐ南進すると太平洋沿岸に出くわします。
駅のすぐ周囲については、よく整備された平凡な住宅地です。沼ノ端駅は国道234号線や北海道道259号線・781号線に近い位置に存在します。路線バスを利用の場合、北口と南口双方に停留所が設けられています。その運行元となっているのは道南バスです。
沼ノ端駅は、JRの室蘭本線と千歳線が接続する駅です。室蘭本線の管内で見ると、すぐ隣に苫小牧駅があることが一瞬でわかります。苫小牧駅は、日高本線への乗り換え地点として有名です。その先は、支線への分岐点となっている東室蘭駅を除くと乗り換え場所は発着駅である長万部駅までありません。しかし反対方向であれば、4区間離れた追分駅で石勝線への乗り換えが可能となります。
千歳線の管内では、20キロ前後進むと南千歳駅に到着します。南千歳駅でも石勝線への乗り継ぎは実現できます。そこからしばらく進むと芯札幌駅に到着しますが、この駅は札幌市営地下鉄の東西線と接続しています。
沼ノ端駅は、前世紀が終わる寸前に無人化されています。駅の利用率が高くないことがその主因でした。1日平均の乗客数については、調査があまり実施されていないようですが、数少ない資料を閲覧すると近年は500人程度で推移していることがはっきりとします。
沼ノ端駅を起点として介護施設を探すとしたら、最初のうちは駅から1~2キロくらいの近場ばかりを探る程度でもかまわないでしょう。軒数が多いとはとても書けないのですが、駅から歩いて15~30分くらいの範囲で数軒の施設を見つけることは、あまり難しいことではなさそうです。
施設の種類に関しては、グループホームがいちばん発見しやすい状況となっています。入居コストについては、あまり高額にならない傾向があります。月額使用料は、平均額が10~15万円前後になる可能性がありますし、入居一時金は数万円程度か、ゼロ円になるチャンスがけっこうあります。





