アクセスしやすい介護施設がずいぶんと増えました
中空知地方の中心都市となっている、滝川市。その滝川市において中心的な役割を長年はたしてきたのが滝川駅です。近年は、駅およびその周囲が再開発などのプランのターゲットとなっており、2011年には駅舎の改築工事が終わってバリアフリー関係の設備が一新されました。その後は駅前のスペースが改修の対象になっています。
滝川市は以前から、幹線道路などの近くに郊外型の商業施設が進出しており、市内中心部の空洞化が危惧されてきました。それでも滝川駅の周囲はまだたくさんの商業店が残っており、長年暮らしている住民たちに以前と変わらないサービスを提供しています。
滝川駅は国道12号線・38号線・451号線などに近い駅です。駅と隣接するバスターミナルにはたくさんの路線が乗り入れていますが、管轄しているのは北海道中央バスだけです。市役所を筆頭に市政に深く関係する行政機関が集中している点や、金融機関の支店や文教施設などが駅を囲むように立地している点は、昔からほとんど変わっていません。
滝川駅は、JRの路線が2種類乗り入れる駅です。函館本線の管内で見ると、上り方面を目指す際に最寄りの乗り換え先となっているのは岩見沢駅です。この駅では室蘭本線への乗り換えが可能です。下り方面では、留萌本線と接続している深川駅がいちばん近いです。
根室本線の管内では、最短時間でアクセスできる乗り換え先は富良野駅です。この駅は富良野線と接続しています。その後はしばらく乗り換えの機会はありませんが、東釧路駅まで行くと釧網本線を利用できます。
今世紀に入って以後の滝川駅の利用率は、不定期に上がったり下がったりを繰り返して現在に至ります。1日平均の乗客数を計算すると、1500~1800人の間で推移しています。2008年以後は1600人以上をずっと維持している上に、2010年代に入ると1700人を超える年が出てきており、増加傾向に近づいている兆しがあります。
滝川駅の周囲で介護施設をお探しの場合、駅からあまり離れなくてもいくつもの施設をたちどころに発見できます。最近は条件が有利に変わってきているといえそうです。
駅に近い施設は、簡単に定員に達してしまっても不思議ではありませんから、待機する必要が出てくる可能性がある点には注意が必要です。いずれにしても、グループホームを筆頭に、高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅などに駅付近で入居できる機会が昔より増えているのです。
































