コスト面でリーズナブルな介護施設を見つけられるのが東羽衣駅の特徴

駅の利用率は長い目で見ると低下を繰り返しています。1998年に1日平均の乗客数が7000人を下回りましたが、そのわずか2年後には6000人を割りました。2006年には5000人を切ったものの、その後しばらくの間は微増に転じた年もあり、横ばいに近い推移を示しています。
この駅は、阪和線の東羽衣支線(羽衣線)の駅ですが、隣の鳳駅で降車すると本線に乗り換えできます。その先は天王寺駅から和歌山駅まで、大阪府内と和歌山県内の各地に向かえます。鳳駅はすべての車両が停車するため遠方に行きたいときは便利です。なお比較的近くて便利な駅といえば、三国ケ丘駅でしょう。南海電気鉄道の高野線に接続しています。
もっとも、乗り換えについては羽衣線を使わなくても可能です。この駅のすぐそばに、南海電気鉄道の羽衣駅があるからです。この駅には南海本線と高師浜線が乗り入れています。前者を使う場合は、難波駅から和歌山市駅までを広範囲に移動できます。隣にある浜寺公園駅で降りると阪堺電気軌道の阪堺線に乗り継げて利便性がいっそう広がります。後者についてはとても短い路線ですが、伽羅橋駅と高師浜駅の2ヶ所で降車可能です。
東羽衣駅は高石市に所在する駅です。高石市の高齢化率は、違う自治体と比較した場合まだ深刻な状況ではありません。それでも福祉サービスの充実化は以前からの課題のひとつとされています。
東羽衣駅や羽衣駅の近隣から老人ホームや高齢者専用住宅を探すと、特に数が多いというわけではありませんが、いろいろな特色を持つ施設を見つけ出して比較することは十分に可能です。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を中心に調べると、コスト面でリーズナブルな施設を見つけやすいという傾向があります。月額使用料が10万円を多少超える程度にできる施設であれば、見つけやすいはずです。
認知症の場合はグループホームがおすすめです。月額使用料が10万円台前半、入居一時金が30万円くらいで入居可能なケースなら、決して少数ではありません。