パノラマ
陣屋の下屋敷跡地にて運営されていた「さやま遊園」が有名でした
2017年の夏に、開業から1世紀経過した日を迎える予定の大阪狭山市駅。戦後に入ってから、近くに開園した遊園地に合わせて「狭山遊園前」と改名し、半世紀その名前で親しまれてきましたが、遊園地の低迷に合わせて現在の名前に変更されました。その3年後に遊園地は閉鎖されています。大阪狭山市駅が立地する土地はもともと、江戸時代に旧狭山藩の陣屋町として使用されてきた歴史を持っています。現在は不動産業界及び建設業界が事業推進する舞台となっており、現代風の集合住宅などの建設場所に選ばれています。依然として陣屋の跡地が一部で保存されているものの、街の風景は全体を通して着々と変わりつつあります。大阪狭山市駅は高野海道に近い位置に所在する駅です。この街道と駅の間には、日本最古の灌漑用ため池と呼ばれる狭山池があります。現在は主にダムとして利用されていますが、池の縁に公園が隣接しており、散策場所として利用する住民もけっこういます。大阪狭山市駅は、南海高野線に所属する駅です。管内では目下、区間休校・準急の停車駅という指定を受けています。隣接する古豪駅で乗り換えると、ほとんどの列車に乗り換え可能となります。よその路線との乗り換えについては、反対方向に向かって6区間先に位置する中百舌鳥駅がいちばん近いです。「中百舌鳥駅では泉北高速鉄道線を利用できます。その2区間先に行くと、三国ヶ丘駅が見えてきます。三国ヶ丘駅ではJRの阪和線への乗り換えを実行できます。阪狭山市駅の近所では、マンションなどが増加しています。しかし駅の利用率は長い間（非常にその速度は遅かったのですが）低下していくばかりでした。1日ごとの乗降客数を計算すると、1997年に9500人以下となり、その2年後に9000人を割っています。それでも過去10年間は横ばいに近い形で推移しており、時として9000人を超える年が出ています。大阪狭山市駅がある地域は、介護施設などがふんだんに見つかる地域から離れています。しかし軒数に制限があるとはいえ、駅から2キロくらいのところに進むとけっこう施設の数がありますので、捨てたものではないでしょう。特にたくさん建設されてきたのはグループホームです。認知症の兆候が出ているときは、早いところ専門医の診察を受けて書類などを準備しておくことが大事です。それ以外の施設に興味があるなら、住宅型有料老人ホームなどであればよい施設を発見できる機会がありそうです。 画像の一部はwikipediaから引用しています
