茨木市の中心エリア。交通インフラや公共の施設が使いやすいです

バスの乗り場は駅の東口・西口・南口そろって非常に大きく、通常の路線だけでも40を超えるといわれています。この駅前に乗り入れている業者は阪急バス・近鉄バス・京阪バスの大手3社です。
茨木市はベッドタウンという位置づけをされることが多い都市です。実際に新興の住宅地は相変わらず市内各地にたくさん見られますし、茨木市駅からある程度離れるとすぐに規模を問わずさまざまな住宅街が視界に飛び込んできます。過去数十年間に繰り返し整備されてきた街並みはまだ美しく、住み心地は平均的に高い水準を示しています。
茨木市駅は、阪急電鉄の京都本線に属する駅。現在の京都本線には、数年前にスタートした快速特急「とれいん号」が走っています。残念ながらこの特殊な特急列車は茨木市駅に現在停車しません。しかしこれ以外の快速や特急などはすべて茨木市駅に停車してくれます。
そして隣にある南茨木駅では大阪高速鉄道の大阪モノレール線に乗り換えられるという特典があります。南茨木駅を除いて乗り換え場所を探すと、ある程度離れないといけませんが、千里線と接続している淡路駅や嵐山線と連結している桂駅などはまだ近い距離にあるといえます。
茨木市駅の利用率は、20世紀と21世紀とで格差があるといわれています。1990年代と比べると現在の乗客数が減っていることは間違いない事実で、この10年を振り返っても微減がとまっていません。1日平均の乗客数を調べると、2008年まではしばらくの間35000~36000人の間で変化していました。しかし2009年以後は33000~35000人の間で推移しています。
茨木市駅のすぐ近くには、じゅうぶんなスペースと収容力を備えた介護施設などを建てる土地はなかなか見つからないという情報があります。よって、今すぐにでも入れそうな施設を探したいなら、駅から2~4キロは離れたところで探すようにしたほうが賢明でしょう(まれに1キロ以内にある施設の定員に空きが生まれることはあります。1度は至近距離で探しておくことも悪くありませんが)。茨木市駅の近隣は、サービス付き高齢者向け住宅が主力をなしているエリアで、介護付き有料老人ホームがそのあとを追うような結果となっています。