パノラマ
とにかく住宅型有料老人ホームが集中しているエリア
大阪の歴史は古く、日本史の黎明期から数々の記録や伝承、そして遺跡が現在に受け継がれています。羽曳野市は府内でも特に史蹟などの数が多いことで有名です。高鷲駅の周辺は、そのような市の性質をたっぷりと確認できるエリアです。大津神社や島泉丸山古墳といった歴史をしのぶ場所が駅の近くで大切に保存されています。このほか、平穏な住宅地や緑豊かな土地があたりを覆っており、定年退職後に移り住んできた住民の多くが、この土地にやってきたことを正解だったとしばしば話しているほどです。
このような土地柄ですが、開発なども適宜行われてきました。たとえば高鷲駅の周囲の歩道・車道は、以前の様子が完全にわからなくなるほど緻密に整備されており、快適な歩行や車の乗り入れを行えます。高鷲駅は、近鉄バスの営業圏内にある駅です。その路線は本数が多いわけではありませんが、市営のコミュニティバスも運行されています。
高鷲駅は、近鉄南大阪線の管内にある駅。急行列車の類はいっさい停車しませんが、隣にある藤井寺駅から先は準急列車の停車駅が続出します。
乗り換えについては、3～4区間離れている道明寺駅・古市駅がいちばん近いでしょう。前者では道明寺線に、後者では長野線に乗り換え可能です。それより先に行くと奈良県内に入りますが、御所線と接続している尺土駅や橿原線・吉野線と連携している橿原神宮前駅などを利用できます。
高鷲駅の利用率は、細かな上下は絶えないものの全体として安定している印象が強いです。1日あたりの乗降客数に関しては、この10年の間は6000～7000人の間を記録することが通例となっています。
高鷲駅の周辺で介護施設に入居したいなら、よく探したほうがよい範囲は駅から1キロくらい離れたあたりから先になるでしょう。1～4キロくらいがおそらく狙い目です。1キロ未満に固執すると、なかなか思い通りに施設を発見できなくなる恐れがあるためです。今建てられている施設は、部屋の広さや眺望、日当たりといったポイントでは優等生なところでいっぱいです。
ときたま数十万円単位の初期費用が必要となるところがあるものの、月額使用料が10万円台でOKというところがだいぶ増えてきた点が、入居者や見学者によく歓迎されています。入居一時金についても安い施設に集中して探せば、10～20万円前後でよいところを連続して発見できるでしょう。1点補足すると、施設の区分は大部分が住宅型有料老人ホームです。
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