健康的な生活習慣を、自然につくれる土地柄です

プラットホームに降り立つと、目の前に広がるのは豊富な緑に支配された土地です。その合間に住宅が建てられていると書いたほうがよいでしょう。もともと、この駅の周辺はたけのこの名産地として知られており、農家がかなり残っている土地柄です。農地らしい豊かな日光やすがすがしい空気には事欠かないでしょう。
太市駅は、数百メートル北側を山陽自動車道が横断する場所にあります。山陽姫路西インターチェンジへの出入りがとてもしやすい地域ですから、遠方に出かけるときはこの施設を利用するのがいちばんでしょう。
太市駅は、JRの姫新線に所属する駅です。この路線は、姫路市内から岡山県の新見市までをつないでいることに名前の由来があります。太市駅は発着駅である姫路駅まで3区間という距離。ほとんどの場合は姫路駅までいったん出てから各方面を目指すことになるでしょう。
姫路駅では、山陽本線と赤穂線、播但線といった在来線のほか、山陽新幹線への乗り換えができます。また、山陽電気鉄道の本線への乗り継ぎもやすやすと実行できるでしょう。反対方向については、いちばん近い乗換場所は佐用駅となります。智頭急行の智頭線と接続しています。
太市駅の利用率は、周辺の人口密度が著しく低いため、これまでの経過を振り返ると軒並み低いです。1日平均の乗客数を計算すると、21世紀に入ってからは毎年500人未満で推移していることが判明します。400人を超えた年がかなり少ないほど。ただしある程度安定した需要が成立していることも、同時に確認できます。
太市駅がある一帯は、引退した高齢者が余生を送る場所としては良い条件がそろっています。ただし駅から徒歩で、あまり時間をかけずに行ける範囲には施設が少ない模様です。施設を見つけられるチャンスが増えていくのは、少なくとも駅から3キロ以上遠ざかってからのようです。まずは駅から3~5キロ離れたあたりをくまなくチェックすることをおすすめします。
施設のタイプについては、特に希望がなければサービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームなどをあたったほうがよいでしょう。料金体系については、安からず高からずといったところです。