明石市は昔からの交通要衝。駅近のアクセス良好な介護施設が多数
明石市は近畿地方の中部に位置する兵庫県の南エリア。
播磨灘(瀬戸内海)に面しており、市の南方にある淡路島へ往来できる「明石海峡」があります。
東播磨港や明石港、林崎漁港などの港も多く、漁業も盛んでタコや海苔などが有名。
特にタコを使った明石焼(玉子焼)は全国的にファンも多い名物料理です。
明石市は阪神エリアと播磨地方を陸上で繋ぎ、そして本州・淡路島・四国を海上で結ぶ交通要衝。
特に明石海峡ができる前は海上交通において、明石フェリーが重要な役割を果たしてきました。
現在も、JR西日本の山陽新幹線が西明石駅に、山陽本線(JR神戸線)が明石駅などに乗り入れており、山陽電気鉄道も市内12カ所の駅に停車。
今後、さらに新しい駅などの設置も計画されていますので、益々アクセスの良い街になっていくでしょう。
バスも「神姫バス」「神戸市営バス」「山陽バス」が市内全域をほぼ網羅しており、さらには明石市のコミュニティバスである「Taco(たこ)バス」が、市内のすみずみまでフォロー。
このコミュニティバスは運行ルートが17もあり、全線一律大人100円という安さが好評のようです。
このように交通の便の良い場所ですが、特にJR明石駅・三宮駅(神戸市)間の所要時間が新快速で15分、大阪駅(大阪市梅田)までが37分という早さから、神戸市や大阪市などのベッドタウンとしても人気があり、2023年には人口30万5,404人、高齢化率26.2%と低い数値です。
しかし、4人に1人は高齢者という状況ですから、市は高齢者福祉に力を入れ、シニア世代の生活を支えようとしています。
例えば、市内に200以上もある「高年クラブ」では、シニア世代がさまざまなクラブ活動を行っており、活気があります。
その他にも「高齢者ふれあいの里」や「コミセン高齢者大学」など、高齢者の勉強の場や生きがいづくりの場を数多く用意。
高齢者の引きこもり防止や介護予防にも一役買っているのです。
市内には介護施設もいろいろありますが、明石市の発達した交通網のおかげで駅から近く、アクセス良好な施設が多いのが特徴。
入居後の面会も気軽に出来ます。
料金は「グループホーム」なら入居時の費用18万円・月額利用料13~14万円、「サービス付き高齢者向け住宅」は入居時の費用22~210万円・月額利用料14~21万円といった金額。
人気エリアですので、少々料金が高めですが、利便性が高いので明石市の介護施設はおすすめです。