寺町通り(広島市道横川江波)と城南通りが交差する場所です

これらの寺院は、旧太田川を挟んで広島城と向き合うように建てられています。広島城はかつて、旧太田川を天然の外堀として使ってきた経緯があり、その都合でこのようなロケーションが現在まで残っています。
寺町停留場は大きな車道がクロスする地点に隣接しています。南北に伸びる広島市道横川江波線と、東西に伸びる城南通りがそれです。市道横川江波線は、国道183号線へ通じており、遠距離の移動が必要なときは便利です。城南通りは、旧太田川と天満川を渡る橋にそのままつながっています(旧太田川を渡りたいときは空鞘橋を、天満川を渡りたいときは中広大橋を渡ります)。
前者を超えると、そこには広島城を中心に公共のスペースが広がっています。中央公園は普段の散歩をする場所としてお誂え向きですし、市立中央図書館やひろしま美術館のような文化施設も充実しています。寺町停留場の付近にあるバス乗り場で待っていると、広島交通・広電バス・JRバスグループなどが運営する路線をたくさん利用できます。
寺町停留場は、広島電鉄の横川線に所属する停留場です。始点である十日市町停留場を通過すると、広島電鉄の本線に乗り換えできます。本線の管内には、隣接する土橋停留場(江波線と接続)をはじめ、乗り換え先を持つ停留場がたくさんあります。終点である横川停留場までは4区間離れています。横川停留場まで行くと、JRの山陽本線および可部線に乗り換え可能となります。
寺町停留場の周辺で介護施設に入居したいなら、停留場からだいたい4キロ圏内を徹底的に探すことが大事でしょう。寺町停留場の周辺は、ありふれた市街地として使用されている土地が大半で、高齢者の生活空間としてはおすすめしやすいのですが、施設の軒数はまだ、需要をじゅうぶんに満たすには至っていません。それでも、停留場から2キロ程度はなれると少しずつ施設を見つけられる可能性は高くなります。
施設の区分については、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームが多い模様です。入居コストについては、変動制と固定制の両方がありますが、数百万円単位の費用を必要とする施設はそれほど多くないようです。