舟入幸町と西川口町の境界線のそばに位置しています

停留場の近辺も、絶えず変化を続けてはいるものの、総じて数十年前とあまり変わっていません。当時と変わらず平凡な住宅街が停留場の目の前から整然と続いています。多少は目新しい集合住宅などが建てられていますが、一般的な戸建ての民家が多く、その合間に小ぢんまりとした商店や雑居ビルなどが建てられているといった按配です。この停留所の近所で、散歩をしたときに一休みできる場所といえば、舟入公園や舟入第三公園がおすすめでしょう。
舟入幸町停留場は、広島電鉄の江波線に所属する停留場です。舟入地区と江波地区を結ぶために建造された路線で、住民が車両を用いて遠出するときは国道2号線や平和大通り、さらに広島高速3号線や4号線のような車道をよく使う傾向があります。
管内で乗り換え場所を探すなら、始点である土橋停留場だけとなります。土橋停留場では広島電鉄の本線に乗り継ぎできますが、この本線を使えると一気に行動範囲が広がります、たとえば十日市町停留場は土橋停留場のすぐ隣にありますが、この停留場は横川線と接続しています。そして十日市町停留場から3区間進むと、紙屋町西・紙屋町東停留場が見えてきます。この停留場を経由することで、宇品線や広島高速鉄道のアストラムラインに乗り移ることが可能となります。
舟入幸町停留場の近所は昔から続く住宅街で、代々この地で暮らしている家系もまだわりと多めに残っています。このような立地条件は、介護施設を建てたり諸々のネットワークを通して高齢者間の交流をはかったりする上では好ましいのですが、施設の軒数はまだ多いとはいえません。
たとえ施設が見つかっても、特に公的な施設などは競争率が年間を通して高いという特徴があります(それでも、公営・民営を問わず停留場から1キロ以内の近場で見つけられるチャンスはありますから、1回時間をかけて探す価値はありますが)。うまくいかないときは、停留場から4~5キロ離れた土地までよくチェックする姿勢が求められるでしょう。施設の区分については、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームが主流を占めているようです。