町おこしが、有志の住民の手で自主的にはじまった地域です

2002年には、駅舎のリニューアル工事とアンテナショップの開業が相次いで実行されました。このショップは、会津地方全体を対象とした観光情報の展開をはじめ、多種多様な目的で活用されています。
そして、駅前の「七日町通り」は地域を代表する車道としての役割のほかに、町おこしの舞台として機能しています。この通りは国道252号線に連なる幹線道路ですが、七日町駅の近所に住むとこのほかにも、国道118号線・121号線、県道59号線・326号線へも簡単に乗り入れできます。
駅のそばで現在使える路線バスは、会津乗合自動車または市営のコミュニティバスに属しています。七日町駅の利用率は、無人化される前から一貫して低水準で推移しています。今世紀に入ってからは、1日あたりの乗客数は200~300人の間で上下している模様です。
七日町駅は、JRの只見線に所属する駅です。発着駅である会津若松駅の隣駅ですが、この隣駅を経由して磐越西線に乗り継ぎできます。もうひとつの隣駅である西若松駅にも乗り換え先があり、会津鉄道の会津線を利用可能です。この路線は県内各地を通って新潟県魚沼市まで走行しますが、終着駅である小出駅まで行くと上越線への乗り換えの機会が発生します。
七日町駅の周辺は、介護施設の戸数はわりと多いですから、運が良い場合なら拍子抜けするくらいあっさりと施設の発見と契約が完了してしまうケースがあるかもしれません。ただし、公営の施設を中心に人気が高くて、申し込みが常時殺到している施設がその中にたくさん含まれているという事実には注意する必要があるでしょう。
最初のうちは駅から1キロ以内、または1.5キロ以内といった近くて便利な場所に絞って施設探しを試すのもいいでしょう。とはいえ、そのあとに2~5キロくらい離れたあたりの施設をひと通りチェックすることも大切です。民営の施設に限ると、この一帯でたくさん見つかるのはグループホームです。介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームはこの数年で、急に増えつつある様子が見られます。