茂原市は千葉県の商業都市。低価格の住宅型有料老人ホームが人気

茂原市は、千葉県中央部の東エリアにある都市です。
明治時代に天然ガスが発見されて以降、近代産業で栄えた街で、今でも天然ガスの生産量では日本一。
産業と共に発展してきたので、現在も多くの企業の活動拠点です。
商業も盛んで、市の主要駅である茂原駅を中心に商店街が広がり、さらには「南総サンヴェルプラザ」や「イオン茂原店」などの大型商業施設もあり、茂原市およびその周辺地域の商業的中心都市としての役割も果たしています。
交通アクセスも発達しており、JR東日本の「外房線」が本納駅・新茂原駅・茂原駅に停車。
高速バスも、小湊鐵道・京成バスの東京ルートが東京駅まで向かい、京浜急行バスなどの羽田空港・横浜ルートが空港や横浜に運んでくれます。
市内にはHMC東京などの一般路線バスや「モバス」の愛称で親しまれる茂原市民バスが走行中。
また、バスや電車が通っていないエリアもデマンドタクシー「ふれあい」が運行されているため、ほぼ市内全域に交通アクセスが広がっています。
さらに、公園なども整備されており、「茂原公園」は桜の名所として「桜の名所100選」に選ばれる程。
その他にも牡丹の美しい「茂原牡丹園」など、花の綺麗なスポットも多数。
温泉や緑地などもあり、シニア世代も楽しめる街だと思います。
しかし、高齢化率は高く、2023年の調査では33.8%でした。
「3人に1人は高齢者」という状況で、市は高齢者の孤独死の防止や認知症対策に乗り出しています。
高齢者の安否確認などを行い、必要に応じた対応をしていくためのシステム「高齢者見守りネットワーク」を構築。
協力事業者を増やし、都市全体で見守りを行うようにしています。
さらに、高齢者の住まい確保として、介護施設の充実にも力を入れています。
市内には特別養護老人ホームなどの介護施設と共に住宅型有料老人ホームが多く、価格も安めなのがメリット。
中には個室がもらえる上に、食費も込みで入居時の費用0円、毎月の基本利用料13万円といった低料金の所もあります。
住宅型有料老人ホームは介護サービスが別料金となっていますので、基本利用料に介護代が加算されますが、最近の施設はデイサービスセンターや訪問介護ステーションを併設していますので、介護サービスが利用しやすいのが特徴です。
介護施設に見学に行くと、料金の計算をしてもらえますし、施設の雰囲気なども分かるのでおすすめです。
是非、見学予約をして、施設に行ってみて頂きたいです。